「大阪1万名大会」における真のお母様(韓鶴子総裁)のみ言

ありがとうございます。

誇らしい大阪各界の指導者、平和大使、家庭連合会員、そして祝福家庭の食口の皆さん。

きょう、私たちは、摂理の新しい時代を迎え、主役になるためにこの場に集まりました。

その責任は、この国が天の父母様に侍る国、神日本(しんにほん)、神大阪(しんおおさか)になるための一歩を踏みしめる日になるでしょう。そうですか。(拍手)

今日の世界を見渡すとき、未来に対する希望はありません。地域によって、天が許した宗教にも、始まりは善を説きながら現れましたが、終着駅がどこなのか、どのように実を結ばなければならないのかを、知らずにいるというのも事実です。それで、私はきょう、本来、宇宙の中心であられる創造主、神様について説明しようと思います。

神様は、天地万物を創造され、人間始祖になり得る男性と女性を創造されました。彼らには、責任を下さいました。その責任は、神様と絶対的な信仰と愛と服従によって、神様が願う方向のとおりに成長し、神様の祝福を受ける位置、人類の真の父母になる位置まで進んでいかなければなりませんでした。

しかし、(人間始祖は)途中で、自分を顧みるようになり、欲心が生じました。「私も神様のようになれる」。時ならぬ時に欲心を抱いたことが、今日の堕落した人類をつくったのです。全知全能であられる神様は、始めと終わりが同じです。ご自身が定められた創造原則を変えることはできません。ですから、神様は、再び堕落した人類を取り戻してくる蕩減復帰、救援摂理歴史をなさるしかありませんでした。恨めしい、悲惨な路程でした。天は、選民にイスラエル民族をお選びになり、個人から民族を形成できる時まで、蕩減復帰摂理をしてこられました。その道がどれほど困難であったなら、4000年もかかったでしょうか。4000年目に「私の息子だ」と言うことのできる独り子イエス・キリストを送ってくださいました。

しかし、イエス様の環境圏となってさしあげるべき中心人物、マリヤ、ザカリヤ家庭、ユダヤ教、イスラエル民族が責任を果たせませんでした。どうして4000年というあまりに長い歳月を通して天が探した独り子を、一朝一夕に十字架に追いやることが、人類を救うことだと信じることができるのでしょうか?

イエス様は、責任を果たすことのできる環境圏をみな失った立場で、十字架で亡くなられる状況の中で、「また来る」と言いました。再び来て、「小羊の婚宴」をするというのです。小羊の婚宴です。

キリスト教は聖霊の役事で、使徒たちによって出発します。しかし、初期には、途方もない迫害を受けました。313年にローマで公認されるとともに、キリスト教はイタリア半島を出発し、ヨーロッパ大陸、英国に行って、大西洋文明圏の花を咲かすようになります。しかし、彼らはイエス様の本質を知りませんでした。大西洋文明圏時代は、世界に出ていきましたが、結局、失敗した文明圏になってしまいました。自国の利益のための行動によって、それ以上、世界に伸びていくことができなくなります。しかし、天の摂理は、必ず、「また来る」とおっしゃったので、再び来られることのできる再臨メシヤの環境圏をつくるべき民族をお選びになります。それが、今日のアメリカという国です。天は、責任を果たせなかった民族や中心人物を再び立てて、お使いにはなられません。なぜなら、彼らには、払うべき蕩減が残っているからです。それで、天は、また来て、小羊の婚宴をすると言ったので、独り娘を誕生させることのできる民族を新たに探し立てられます。それが韓民族です。(拍手)

紀元前400年まで、きらびやかな文化を有した東夷族として、天を崇め尊ぶとともに、天文学に通じていました。農耕文化を形成し、自然を愛し、平和を愛する民族でした。ですから、外国の勢力に押されて、大韓半島まで下ってくるようになります。(拍手)

天の摂理は続きます。2000年待ってきた人類の前に、「また来る」とおっしゃった独り子の前に、絶対的に現れなければならず、必要なお方は、独り娘です。(拍手)

独り娘はキリスト教の基盤を中心として、サタンと関係のない位置で、神様が「私の娘だ」と言うことのできる位置で誕生しなければなりません。(拍手)

(独り娘が)1943年に生まれました。(拍手)1945年に(韓半島が)解放されました。解放とともに、韓半島は南北に分かれました。彼らは、一緒に独立運動をした人々です。ところで、なぜ思想的に分かれたのでしょうか。天は独り娘を通した成長期間が必要でした。太初に神様が男性と女性を創造された時も、成長期間を下さいました。再び探し出した独り娘にも、成長期間、育つことのできる期間が必要です。以北で誕生したので、特に平壌を中心として、再臨のメシヤが来ると信じる神霊的な団体を置きました。ですから、南北が分かれた状態で、南下することは考えられませんでした。ところが、天は、私がそこにいては、私が成長し、責任を果たすことのできる機会がないこともあり得るので、私を南下させました。そうして、1950年には6・25動乱が起きました。韓国は無防備状態でした。しかし、天は奇跡のように国連軍を動員され、韓国を守ってくださいました。誰のために、そのようにされたのでしょうか。

天の摂理を中心として、神様の夢、人類の願いを叶えることのできる真の父母が誕生しなければならないので、保護なさったのです。(拍手)

(真の父母は)1960年に聖婚をしました。キリスト教の環境圏が協力をしなければなりませんでしたが、彼らは、創世記にあるように「夕となり、また朝となった。第一日である」という最初の日のための準備ができていませんでした。それゆえに、真の父母はどん底から踏んで上がってくる路程が50年以上もかかりました。

なぜ、真の父母が必要ですか。堕落した人間としては、神様のみ前に出ていくことができません。彼らには、過った先祖の蕩減が残っているからです。ただ真の父母によって、再び生まれる位置に進まなければ、神様のみ前に出ていけません。それが、家庭連合で行う祝福結婚行事です。(拍手)

どれほど人類が待ち焦がれてきた事実ですか。6000年かかりました。6000年とは、聖書で言う6000年です。実際の人類歴史はそれ以上になるでしょう。

そのように待ちに待った父母を、真の父母が顕れた国や、世界のすべての国々、74億人類は、まだ知らずにいます。
それでは、どうしなければならないでしょうか。先になった者、知っている者が、先に祝福を受けた者たちが、共に祝福を分かち合う、知らせる責任を果たさなければならないのです。それが、祝福家庭、皆さんが果たさなければならない氏族メシヤの責任です。(拍手)

それで、私はきょう、誇らしい神大阪になることを願います。(拍手)

新しい「新」ではありません。神様に侍った神大阪、分かりましたか。(拍手)そのことのために、責任を果たす覚悟ができていますか? きょう、先立ってパフォーマンスを通して、私たちの二世、三世たちの誇らしい姿を見ました。(拍手)摂理の中心に、真の父母様は、日本をエバ国として選定しました。真の父母を誕生させた大韓民国は、父の国、日本は母の国。母の本質は、子どものための道ならば、水火も辞さないのです。子どもが幸福であり、子どもが成功できるのならば、無条件に協助します。(拍手)

世界のすべての人類は、平和を願っています。しかし、今日の現実を遠ざけているだけのように見えます。ところで、(平和実現の)秘訣は、私たちがもっています。私たちは、真の父母を通した、祝福家庭を通した二世、三世たちが摂理の中心に立って、韓国、日本、アメリカ、三カ国を摂理の中心に置き、太平洋文明圏時代を開きました。太平洋文明圏時代となり、孝情の心情文化革命によって、人類の前に灯火、光になり得る私たちの二世、三世たちが全世界的にとどろかせています。(拍手)

この運動だけが、この道だけが、神様が願い、人類が願う、天の父母様のもとの人類一家族の夢を実現できるようになるでしょう。(拍手)その現実は、遠いところにあるのではありません。自分と自分の周辺の兄弟たちと氏族と民族と世界の前に、氏族メシヤの責任を果たすようになる時、その1日は、私たちの前にぱっと開くでしょう。(拍手)

特に、大阪は、この国において、世界の門を開いた所だと聞きました。それで、私は皆さんに、神大阪のグローバル市民として、世の前に、真の父母の愛、孝情心情文化革命の旗印を掲げ、堂々と世界の前に、真の父母様と天の父母様が共になさる私たちであることを、私たちの運動であることを、誇らしく伝播していくよう願います。(拍手)

その1日、それほどまでに天が苦労され、忍耐してこられたその1日、人類が願ってきたその日、天の父母様に侍り、真の父母である独り娘の在世時に、私たちが共に地上天国をつくることができるという、この高揚した喜びと歓喜に満ちたその日に向かう鬨(とき)の声が、全世界に響き渡るよう、広がっていくよう祈ります。

そのことに先頭に立つ大阪のグローバル市民の皆様になるようお願いします。