統一教会は“クールな宗教”

フィリピン最大のビジネス週刊誌が文鮮明師と統一運動を特集

 フィリピン最大のビジネス週刊誌「BizNews Asia(ビズニューズ・エイジア)」が8月、文鮮明師の聖和(逝去)2周年に合わせて、文師と統一運動に関する特集記事を掲載しました。

 文師と聖和式の写真で飾られた表紙には、「COOL RELIGION= カッコいい宗教」という大見出しを掲げ、「(婚前交渉反対、結婚と貞節、家庭的価値などの)統一教会の教えに反対する者はいない」と続けています。記事は全48ページ中28ページにも及び、文師ご夫妻と統一運動を高く評価する内容となっています。

 トニー・ロペツ氏がオーナーを務める同誌は、今年で発刊12年目。フィリピン中の書店で入手可能で、他の東南アジア諸国でも売られています。
 今回の特集記事が実現したきっかけは、これまで統一運動関連の国際会議などに参加してきたフィリピンのあるVIPが、フィリピン家庭連合のジュリアス・マリクデム会長に対し、ロペツ氏と会うよう勧めたことです。

 マリクデム会長は、文師の聖和1周年の際、韓鶴子総裁が「お父様(文師)について知らせる絶好の機会が聖和式です」と語られたのを心に留めていましたが、今年3月に発売された同誌の表紙が南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領で飾られていたのを見て、「真のお父様によって表紙が飾られるべきだ」とのインスピレーションを受けました。

 マリクデム会長がロペツ氏に会ってみると、ロペツ氏は米紙ワシントン・タイムズについてよく知っており、文師については宗教指導者としてだけではなく、“大物実業家”という認識をもっていました。そしてロペツ氏の方から「文鮮明師の特集をやりたい」と提案をしてきたのです。

 特集記事は、文師の紹介から始まり、ビジネス誌らしく、ワシントン・タイムズ創刊や産業、観光、出版などのビジネス分野における文師の業績を紹介。さらに、文師ご夫妻によって主導されてきた世界的な平和運動を客観的に報じています。

 また、文師の自叙伝『平和を愛する世界人として』から、第7章の「21世紀の宗教が最終的に目指すもの」「貧困と飢餓を賢く解決する方法」「紛争のない世界を夢見て」の内容を抜粋して記事をつくっているほか、文師のメッセージや統一運動を伝える様々な写真も満載。さらに、フィリピンにおける「VISION 2020」の一環として祝福結婚式を活発に行ってきた実績や、今後の計画等も取り上げています。

 このように聖和2周年に合わせて有力な一般雑誌が文師の特集記事を組んだのは、韓鶴子総裁の願いと一つとなりながら、フィリピンでこれまで進められてきたVIP渉外と伝道の一つの実りと言えるでしょう。