「宋総会長離任 徳野会長・李副会長就任式」を開催

絶対精誠を投入し、夢を成し遂げよう!

1月11日午前10時半から、東京・渋谷の松濤本部で「総会長離任及び会長・副会長就任式」が行われ、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長が離任し、徳野英治会長と李成萬本部長がそれぞれ、「神日本家庭連合」の会長、副会長に就任しました。松濤本部には、本部局長や全国の地区長、首都圏の牧会者・婦人代表など約300人が集まり、全国の教会ではインターネット中継を通じて多くの食口が参加しました。

近藤徳茂総務局長の司会で始まった離就任式は、田中富広副会長の代表報告祈祷のあと、2013年1月から5年間にわたって牧会者として真の父母様と日本教会の懸け橋となってきた宋総会長に対し、感謝の花束が贈呈されました。

宋総会長は「離任の辞」で、過去5年間の歩みを想起した上で、「私たちは真の父母様の懐の中で心情共同体です。スローガンだけではなく、真に心情共同体を成し遂げるです」と強調。「韓国語で『終わり』を意味する『끄트머리(クットゥモリ)』という言葉は、『最後』を意味する『끝』と『頭』を意味する『머리』の合成語です。したがって『끝』は永遠の最後ではなく、再び始まる『出発点』なのです。私たちの家庭は新しい道を行くようになりますが、私たちは常に天の父母様と真の父母様の中で一家族であり、心情共同体です」と語りました。

最後に、宋総会長は「神韓国・神日本・神米国家庭連合の新しい時代を迎えました。天の父母様に侍る神日本家庭連合時代は、個人救援ではなく、家庭救援の時代です。ただ、今年は祝福が大きい分、試練も大きいでしょう」と指摘。その上で、「夢を夢のままで終わらせてはいけません。絶対精誠を投入すれば、その夢は必ず成すことができます。絶対精誠を通じて、皆さん全員の夢を成し遂げてください。……そのためには条件的な勝利ではなく、実質的な勝利、実質的な成長が唯一の道です。VISION2020までの残された期間、徳野会長、李副会長・田中副会長と5人の地区長たちが一心同体となり、常に実質成長を重ねる神日本家庭連合となるよう願います」と訴えました。

続いて、李海玉総会長夫人のメッセージを権相基総合企画局長が代読しました。(後述)

その後、宋総会長夫妻の5年間の功績を称える真の父母様からの「功労牌」を世界本部の趙誠一・対外協力室長が代身して授与し、徳野会長が「感謝牌」をそれぞれ宋総会長に手渡しました。

徳野会長夫妻への花束贈呈に続き、徳野会長が宋総会長に送別の言葉を贈り、就任の挨拶を行いました。

その中で、徳野会長は、宋総会長のリーダーシップの特長として、①真の父母様と完全に一つとなり、真の父母様と日本食口を連結②ビジョンと夢を明確に示し、希望をもってリード③“絶対精誠”のリーダーシップを通じて、法人の名称変更問題を打開④家庭連合時代の疎通と共有の文化を実践躬行⑤夫人と共に真の夫婦としての模範を示す――の5点を挙げながら、宋総会長のリーダーシップを称賛しました。

また、今後の方針について簡単に触れ、「これからの指導方針の柱となる精神をひと言で言えば、真の父母様の心情、事情、願いと一つとなり、不可能にチャレンジする。チャレンジ精神を神日本家庭連合会長としての指導精神とします」と説明。また、次世代リーダーの育成や神氏族メシヤ活動の強化、韓日一体化の推進――などに取り組んでいく考えを明らかにしました。

また、李副会長は就任の辞で、宋総会長に対する惜別の言葉を述べた上で、「副会長という身に余る責任を与えらました。天が役事される自らにならければなりません。副会長として、まずは真の父母様と一心一体一和を成さなければなりません。また、真のお母様と日本の兄弟姉妹との懸け橋となり、証しや実績だけではなく痛みや悲しみまでも報告し、真のお母様が日本の兄弟姉妹を記憶してくださるようにするのが私の使命だと考えています」と語りました。

離就任式は、祝歌、徳野会長による祝祷のあと、最後に小山田秀生・日本天議苑苑長の発声で億万歳四唱を行い、閉会しました。

李海玉総会長夫人のメッセージ(抜粋)

今日まで日本の指導者と食口の皆さんのみ旨に対する心情の世界を通じて、心情の世界にはどのような障壁も存在しないことを深く体験するようにしてくださった天の父母様と天地人真の父母様に深い感謝と栄光を捧げます。

尊敬する神日本家庭連合の指導者、そして愛する食口の皆様、総会長と私は悔いなく、最善を尽くし投入してきて、皆さんから惜しみない後援と愛をいただきました。全国の教会を訪問したとき、一人ひとり握った食口の皆様の固い手から伝わる熱い体温と、母の国の勝利のために真の父母様を慕いながら、果てしなく流れた食口の皆様の涙。ハンカチで拭いながら、天の父母様に向かって一生懸命に歌って踊った青年たちの流れる汗と、食口たちの難しい事情を涙で伝えた教会長の崇高な姿は、むしろ総会長と私の胸に日本の食口が幸せになる教会を必ずつくろうという決意を固めるきっかけとなりました。

過去5年間、不足な私を信じてくださり愛してくださった恩恵を忘れません。このように突然日本を去るようになりましたが、食口の皆様を愛した心は永遠に変わらないでしょう。あわせて、食口の皆様が私に見せてくださった数多くの感動と熱い涙、そしてくださった声援を決して忘れないでしょう。むしろ、私自らを促して、完全に健康な姿で再び会うその日のために絶えず努力します。日本食口の皆様の幸せのために、私たち夫婦は常に祈ります。

改めて、総会長の離任する場に書面でご挨拶することをご理解くださり、神日本家庭連合の指導者と食口の皆様の上に、無限なる天の父母様と天地人真の父母様の大いなる祝福と恵みが常に充満されることを願いながら、挨拶を終えようと思います。神日本家庭連合の指導者と食口の皆様、心から愛しています。ありがとうございます。