み旨と青春(2) ~精誠条件による伝道~

統一教会の草創期、天のみ言に触れて、燃えるような情熱で天のみ旨に投入して、今日の教会の基盤を築いた先輩たち。彼らの青春を紹介します。

小室宏之(777双)

大物復帰
 私は、1960 年9 月に中央大学三年の時、松本ママから伝道されました。
 その5 年後に、久保木会長(当時)から九州巡回師に任命され「明治維新では、優秀な人材を輩出した九州だから大物を復帰せよ」と激励された後、夢を見ました。
 川のほとりで丸い石を持たされているのです。何かの啓示だと悟り、九州の大物を調べてみると、ある某大手企業の会長が、福岡在住だと分かりました。

 当時、神様からは「小室よ! 伝道は、神がするから」との声を聞いて、決意して福岡教会から走って30 分のK 会長宅に毎日ポステイングをしました。手紙では、日本を救う使命がK 会長にあると訴えました。

 40 日間、手紙を出した条件で、兄弟と二人でアポなしでK 会長宅を訪問すると、K 会長が玄関先に現れたではありませんか!「毎日投函してたのは、君だったのか。待っていたんだよ」と快く家の中に入れていただいたのです。

 幸い、K 会長は、母校中大の先輩でもあり、初対面でも親密に話す事が出来ました。
 日本を共産主義から守りたいと話すと「全く同感だ。日本を守るために尽力しよう」と励まされました。後日、K 会長秘書から教会に電話があり「今、会社の社員寮が空いてるから」とのことで、早速、使わせて頂く事になりました。

 大広間と5 つの個室まである立派な寮に入居するや否や、なんとその2 週間後には、真のお父様(文鮮明師)がご来日され、九州では、その寮にお迎えする事が出来たのです。
 お父様から、溢れんばかりのみ言葉と愛を受けたあと「金栄輝協会長を原理講師として残すから、良く学びなさい」と指示されて、大勢で修練を受けました。
 こうした中で、日本で初めて「原理講義案」が出来上がったのです。

 そして、3 ヶ月後には、K 会長から、日本を救うためにと、多額の献金までしていただいたのです。

同窓の先輩を伝道
 777 双の澤浦秀夫兄を、母校中大で伝道したキッカケは、学内の理髪店でした。
 声をかけても、連絡先は教えてくれず、司法試験の勉強で図書館通いをしてることが分かったので、毎日3 時間、2 ヶ月間にわたり図書館で待ち続けて、何度か声をかけ「法律の目的は何か?善悪の判断基準は何か?」などと質問、答えを迫られたのをかわして、西川勝先生(日本開拓者)に紹介し納得して入教したのです。

 西川先生は「日本人が、日本人を初めて伝道した」と心から喜んで頂きました。
 こうして、澤浦兄は久保木会長の霊の親を伝道し、同会長が、立正佼成会の多くの方々を伝道されて、日本統一教会の基盤を築いてくださったのです。