私の出会った文先生 ~とまらぬご父母様への感謝の想い~

岸元実春

 私にとって、物心ついたときから、真の父母様(文鮮明師ご夫妻)は肉親の父母と一緒に存在していました。朝起きてからの訓読・祈祷、食事をする前の祈祷、寝る前の祈祷など、祭壇にあるお写真の前に敬礼を捧げて、神様とご父母様の前に祈祷を通した挨拶をしているという感覚で幼少期から過ごしてきました。

 幼い頃は、写真の中の方だということしか分かってはいませんでした。ですが成長していくにつれて、神様が、ご父母様がどういう方なのか、だんだん明確に分かってきたのです。
 それを手助けしてくれたのが、「二世は韓国で教育しなさい」というお父様のみ言により、両親が韓国に7 年間留学させてくれた経験でした。親元を離れ、同年代、先輩たち、そして年を重ねるに従って増えてくる後輩たちと共に一つの館で暮らす7 年という期間の中で、日本にいたらできない経験、そして出会えなかった、かけがえのない同期や兄弟姉妹との関係を結ぶこともでき、また、韓国語を学び、お父様(文鮮明師)のみ言を韓国語で訓読し、韓国の伝統や文化を学ぶことで、ご父母様の心情、天の心情を直接感じ、知ることができました。直接韓国語でみ言に触れることで、韓国語でしかない表現と心情の世界、そしてお父様の心情が、一言ひとことに宿っているのを感じ、心の奥深くまで切実な天の心情が染み込んでいくのを感じました。

 ご父母様にお会いすると、何故か胸が高鳴り、一気に全身を血が駆け巡って、ご父母様の胸の中に飛び込んでいきたいという衝動にかられるのです。目頭がじんと熱くなり、涙が自然と溢れ、頬を伝っていきました。

 後に、留学生活の中で受けた原理講義や修練会などを通して、ご父母様がどうして人類の父母になられ、自分たち二世の父母様なのかを知るようになり、ご父母様にお会いした時感じた想いが、本当の父母に対する子女の、「お会いしたかった、お会いできて嬉しい」という、喜び、感動だったのだと悟りました。

 一世である肉親の父母に、「血統転換」という祝福をお与えになり、そうして生まれたのが自分たち二世。そのことをはっきりと知るようになった今、ご父母様への感謝の想いが止まりません。神様、ご父母様を一人でも多くの人に証しできるよう、二世として、神様の、ご父母様の子女として、今後世の中に大きな声で堂々と胸を張り、神様から与えられた個性を、自己の責任を果たしていけるよう努力していこうと思います。