天の事情・心情を知る子女となろう!文妍娥様のメッセージ

以下のメッセージは、10 月11 日に都内で行われた第5 地区「青年学生大会」で、文妍娥様が語られた内容を翻訳し、要点を抜粋したものです。

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8men01真の父母様とはどんな方なのか、み言を通して振り返ってみましょう。

「何か良いものがあれば、私が先に食べるという風に考えてはいけません。孝子の道、忠臣の道とはそういうものです。まず天を考え、世界人類を考え、私が食べるこのおいしい物は私だけで食べるのではなく、神様を通じて食べるのです。世界を心配されている神様の圏内に属する者とならなければなりません」(1999 年、南米ウルグアイで語られたみ言「精誠と愛」より)

このみ言は、私たちに教えてくださっているだけではなく、真のお父様がまさしくそういう意識を持って一生涯を過ごされたのだということを知らなければなりません。

み言を訓読する時は、「何を学ぶべきか」という段階で留まるのではなく、語られたみ言の時代背景、誰に対して語られたのか、その時の真の父母様の心情はどうだったのかというところまで考える必要があります。

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(1962 年、40 日の開拓伝道に出発する食口に語られた、良心に関するみ言を訓読された上で)神様の願いは何なのか。神様はどんな事情を抱えておられるのか。神様はどんな心情であられるのか。私は、天の父母様、真の父母様の前に、その願いと事情を知った者となり、その心情に通じる子女となっているか。そういう子女になれば、私たちは天の前に孝行を果たせる者となるでしょう。天の前に忠の道を行くことができ、ひいては聖人、聖子の道へと至るのです。

真のお母様は、皆さんのような若い青年がどんな生活をしているのか、どんな目標を持っているのか、とても関心をお持ちです。

皆さんが模範となり、一生懸命に努力し、誰よりも天の父母様のことを考え、真の父母様に似ていく努力をしていく時、お母様は皆さんの両親が頑張る以上に喜ばれることでしょう。皆さんは未来の主人公であり、私たち全体の希望だからです。

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皆さんは、真の父母様と結ばれた「ピュアウォーター」(純水)です。皆さんは一人ではなく、共に生きる兄弟姉妹です。真の父母様を中心に一つの群れとなり、深く広い海、大海のようになって下さい。だから一人で悩んだり、一人で努力しようとせず、互いに関心を持ち、助け合って、協力して欲しいのです。そうしてこそ家庭連合です。

私たちは世の中の家庭とは異なり、特別な家庭です。中心が絶対的な天の父母様なのです。その天の父母様と願いにおいても、事情、心情、そして目的においても一体となった真の父母様を中心とした家庭なのです。そういう家庭が共に集い、70億人類すべてと天の父母様と真の父母様の愛を分かち合っていこうと努力をしていることを記憶しておいてください。

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永遠の父母とは誰なのかを探し出すのが地上生活です。その天の父母様と連結されるためは、天の父母様と一体となっておられる真の父母様と皆さんが、その願い、事情、心情において一致し、連結されなければなりません。真の父母様と一つになり、共に感じるようにならなければならないのです。

そのためには、日々の生活の中で、常に天の父母様、真の父母様のことを先に考えると同時に、み言の訓読が必要です。訓読をすれば、真の父母様の生き方、願い、事情、心情を知るようになります。真の父母様を知ってこそ、生活圏の中で真の父母様と共に喜び、共に悲しみ、共に生きていくことができるのです。

また言語が通じること以上に、天の願いと事情、心情を通じさせることが重要です。そのためには訓読を通じて真の父母様について学ばなければなりません。そして、真の父母様が伝えてくださる天の父母様がどういうお方なのかを知るのです。

私たちは同じ父母を持つ家族、兄弟姉妹です。父母様は、私たちが互いを大切にし、愛し合って欲しいと願っておられます。不足な点を補い合い、互いに助け合い、一緒になって前進していくことを願っています。