“天が共にある私たちは発展せざるを得ない”‐文妍娥様のメッセージ

以下のメッセージは、11 月9 日に熊本市内の会場で行われた「第13 地区特別集会」で、文妍娥様が語られた内容を翻訳し、要点を抜粋したものです。

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6men01-resize真のお母様の愛を伝えるために来ました。皆様にお会いできて本当に嬉しいです。

今回の訪日に先立ち、真のお母様にご挨拶をしてきました。お母様は、お父様の聖和3 周年が過ぎる中、日本において世界平和統一家庭連合が出発したことを本当に喜ばれ、皆さんを誇りに思われています。

お母様は皆さんに対し、「天の本流で真の父母様に侍り、天一国の民として責任と使命を果たすことを切に願っている」とおっしゃいました。

お母様は、皆さんが最後まで天の本流に乗って歩み、霊界で真のお父様の前に孝子孝女として誇りある姿で立つ日が来ることを願っておられるのです。

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聖和3 周年記念行事の期間中、悟らされることがよくありました。天のみ旨の前に重要なものは何か、本当に残らなければならない中心は誰か。結論的に言えば、真の父母様です。

(お母様は)何かを考えたら、それがすべて成されるまで心が落ち着かないと言われます。そういうご性格ですから、どれほど考え、悩まれるでしょうか。目的が成されるまで精誠を尽くされ、ひたすら待たれます。そういうお母様ですから、当然
夜は眠くなられません。午前2、3 時と本当に朝早くから一日を始められます。真のお父様の聖和以降、お母様がお父様のような生活をされています。本当に驚くばかりです。

私が「圓母平愛財団」に責任を持つことになり、「私にできるだろうか」などと否定的な考えで心を悩ませていた時のことです。

お母様は「どうして先のことを心配するのか。私たちは天の父母様・真の父母様を中心として、み旨を中心として行く者たちだ。この先はずっと発展するのに、どうしてお前はうまくいかないことばかり考えるのか」と言われました。

お母様は、私を慰めようとされただけでなく、真実を語っておられるのです。「天の父母様が共にある私たちは、発展せざるを得ない」と確信されているのです。

そのみ言に触れ、やはり私自身が問題なのだと悟りました。

私は「起こってもいないことに煩わされるのではなく、この状況を発展させるために具体的に何をすべきなのか。もっと肯定的に考え、天を信じていくのだ」と考えるようになりました。

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事情と心情と願い―。同じ生活圏、同じ空間で生活していても、この3 つが通じなければ、お互いに誤解が生じます。また、言語や文化さえ同じであれば当然これらは通じるものだと考えるかもしれませんが、決してそうではありません。真の父母様の近くに侍っていたとしても、父母様の事情、心情、願いを知ろうと努力しなければ、決して分からないのです。

逆に、実際には遠くにいたとしても、私たちが真の父母様についていつも学び、感じようと努力し、語られることに基準を合わせようとするならば、真の父母様の事情、心情、願いに通じることができるのです。言語や文化の問題ではありません。

お母様のお側で過ごしながら、私はそのような結論に至りました。ですから私は皆さんに、早々と結論を下すのではなく、すべて見て、学んで、感じてみた上で結論を出しても遅くはないことをお伝えしたいです。

(お母様について)学べば学ぶほど私が感じるのは、お母様は、お父様が語られたみ言、お父様の願いをすべてご存知であり、同じように行っておられるということです。お母様は、お父様とは異なる表現方法や言葉を使われることもあります。しかしその中に込められた意図、目的、ご心情は全く同じなのです。

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お母様は、私たちの母、全人類の母です。私たち一人ひとりを子女として愛し、心配され、激励したい。全世界の子女の前にすべてのものを準備して逝きたいというお母様なのです。そういうことをいつも感じています。

お母様が何かをなさる背後には、父母の心があります。真の父母、真の母という言葉だけではなく、私たちはその愛を感じなければなりません。

これからどのような困難に直面するのかは分かりません。目の前が真っ暗になる時があるとしても、真のお母様のお心、愛、そのご心情を感じているので、私はこの道から絶対に離れらません。だから一生懸命生きよう、最善を尽くそうという心で、一日一日を懸命に生きています。

このように語ってきましたが、真の父母様のご心情は、もっと深く大きいということを心に留めておいてください。

この新しい時代、お母様のように「天の父母様、真の父母様を中心に、私たち発展する道を行くのだ」という気持ちを忘れないでください。

お母様はいつも皆さんを誇りに思い、見つめてくださっていることを覚えていてほしいと思います。