私の出会った文先生 ~心の叫び、瞬時に聞かれたお父様~

熊川桂子(777双)

 私は25歳で祝福を受け27歳で渡米。以来、アメリカ4年、コスタリカ3年、ドイツ4年、韓国で1年の宣教活動をしてまいりました。この間、真のお父様(文鮮明師)との出会いは数知れずありますが、忘れられない出来事といえば、まずは中南米巡回講演(1995年5月18日~7月7日)の際の出来事です。

 7月5日、お父様が初めてコスタリカを訪問してくださいました。当時の私の最大の関心事は、コスタリカ生まれの男性がコスタリカ教会の教会長として立ってほしい、ということでした。しかし、婚約したコスタリカの女性との交流が気まずく会話もない関係に、やきもきしておりました。

 どうしても、この件をお父様に訴えたいと思い、お父様がお話しされる正面に座りました。
 お父様は、創造、堕落、アダム・エバを創造された神様の心情などをお話されていかれるのですが、私は心の中で「お父様のお話も素晴らしいのですが、コスタリカの将来を考えるとき、教会長となるコスタリカのカップルが仲良くなることが大事です。何とかなりませんか」と念じておりました。

 すると突然、私の背後に座っていたコスタリカ教会長候補のカップルに向かって、お父様が「お前たち! 祝福をなんだと思っているのか!?」と叫ばれるではありませんか。ほかの兄弟は全く何のことかわかりませんが、当事者は良くわかっているのです。

 すると不思議なことに、そのお父様のみ言を聞いた瞬間、二人は同時に、二人の間を阻んでいた霊界の垣根が崩れ落ちていくことを感じたというのです。そして途端に互いに相手のことが慕わしくなり、次の日からは仲良く話し合うになったのです。今では二人の間に5人もの子供を授かり、立派に教会長としての公務を全うしてくれております。

 その前年にも、こんなこともありました。礼拝の後、ダウンタウンに用事があってボロの服で出かけたのですが、主人の兄弟からもらった18金のネックレスを付けたままで、大男に狙われて、首を絞められてしまいました。

 その時、宣教修練会で、お父様が「命の危険があったら、お父様の名前を叫びない」と言われたみ言を思い出しました。
 首を絞められ、言葉を発することができないのですが、心の中で「アボジ!」と叫びました。すると突然、大男の腕がはずれて、大男がその場に転倒してしまったのです。その隙に私は逃げることができ、 命が助かりました。お父様によって、内的にも実体的にも助けられた体験は忘れることができません。