第52回 真の万物の日、本部で敬礼式

「喜びと感謝を胸に、み旨推進を」

 天暦5月1日(陽暦5月29日)午前8時から、東京・渋谷の教会本部礼拝堂において、「第52回真の万物の日」敬礼式が行われ、本部や南東京教区などから多くの教会員が集まりました。

(この記事は、『VISION 2020』第31号〈6月15日号〉に掲載されました)

 矢野治佳・総務局長の司会で始まった式典は、徳野英治・日本統一教会会長のローソクの点火、敬拝、年頭標語・家庭盟誓の唱和の後、周藤健・同副会長が代表報告祈祷をしました。
 ケーキカットの後、真のお母様が韓国統一教会創立60周年記念式(5月1日)に際して語られたみ言が訓読されました。

 「私たちには世の中の誰も持ちえない、宝物があります。とても重要な種があります。・・・三大経典でしょう? そして、天一国憲法(教会法)でしょう? これがどれほど驚くべき奇跡か分かりますか? この武器を持った皆さんがこの春にどのような計画を立てて種を蒔くかによって、天災地変を凌駕し得うる、そのようなとてつもない力を、パワーを世の中に見せてあげることができます」。

 続く記念説教でまず、徳野会長は1963年に「万物の日」が制定された経緯を紹介。そのうえで、「真の父母と真の子女が一体となって万物に対する所有を決定し、これを宣布したのが万物の日です。真の家庭が確立されることによって、万物は(人間始祖の)堕落によって失った真の主人を取り戻しました」と述べました。

 また、徳野会長は「再臨主の問題は、統一教会だけがはっきりと分かっています。統一教会と他の宗教団体との最大の違いは、統一教会には『メシヤ』『真の父母』がおられることです。真の父母によって、原罪清算の恩恵を受けることができる祝福の門が開かれました」と指摘。「人類の真の父母は、宗教、人種、国家、文化などの垣根を超える方です」と強調しました。

 さらに、徳野会長は「興南やダンベリーの試練に臨むにあたって、真のお父様は『何の心配もありません。私は必ず乗り越えます』と天の父母様(神様)を慰めていかれました。いかなる状況にあっても、絶えず前向き、絶えず積極的、絶えず希望的にみ旨を歩まれたのが、真のお父様です。天は私たちにその精神を相続してほしいと願っておられます」と説明。

 最後に、「私も会長として、ストレスがないわけではありません。しかし、摂理の最終段階において、真のお母様と共に歩むことができるということは、どんなに有り難いことでしょうか。今生きてみ旨を歩めることに対し、感謝と喜び、幸福をいつも感じながら歩む私たちとなっていきましょう」と呼び掛けました。
 敬礼式は、堀正一・南東京教区長の億万歳四唱で終了しました。