真のお母様、世界連合礼拝で全祝福家庭を激励

「世界人類に希望の春の日を迎えられるよう、
 統一勇士が立ちあがりましょう!」

 韓国の清心平和ワールドセンターで天一国2年天暦4月13日(陽暦5月11日)、真のお母様をお迎えし、「Vision2020勝利のための天一国2年世界連合礼拝」が、韓国、日本をはじめ世界中から食口約2万人が集う中、盛大に開催されました。

(この記事は、『VISION 2020』第30号〈5月30日号〉に掲載されました)

 式前プログラムとしてCARP讃美チームによる合唱が午前10時から行われました。讃美チームは、韓国語で「ホルロ・アリラン」、日本語で「幸せってなんだろう」など4曲を披露し、会場の雰囲気を盛り上げました。

 午前10時半には、柳慶錫・世界平和統一家庭連合韓国会長が司会者として登壇。韓国教会が60周年を迎えたこと、宣教路程40年となったことに言及し、真の父母様への感謝の拍手を参加者全体で捧げた後、「60年間、真の父母様に侍り苦難と迫害を超えて新しい時代を開いた先輩家庭に感謝の拍手を捧げましょう」と司会の柳会長が呼び掛けると、会場全体から大きな拍手が起こりました。その上で、柳会長が高らかと開会宣言をし、世界連合礼拝が始まりました。

 天一国の歌の斉唱、家庭盟誓の唱和に続き、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長が報告祈祷を捧げました。宋総会長は祈祷の中で、「私たちすべてに幸せの鍵、祝福の鍵、天一国の門を開くことのできる鍵を与えてくださいましたので、70億人類全体に対して真の父母様を誇り、証し、伝道教育をする新氏族的メシヤの使命を完遂するにおいて、すべての精誠を捧げてまいります」と、感謝と決意の報告を捧げました。

 続いて、協会創立60周年記念映像の上映、金美蘭教授率いる祝福二世の声楽アンサンブルチームによる聖歌メドレーがあり、真の父母様のみ言映像が上映されました。その後、真の父母様が入場され、敬礼に続き、真のお母様がみ言を語られました。(み言全文は以下)

 み言の後、新しい人事が発表され、真のお母様は世界本部の本部長に文善進様、事務総長に金萬皓 氏を任命されました。続いて、特別功労者への表彰、特命総使、新設大陸会長、新任国家会長の任命があり、真のお母様により辞令状の授与式が行われました。最後に、金起勲北米大陸会長の音頭で億万歳三唱をし、世界連合礼拝は幕を閉じました。

真のお母様のみ言
 きょうは天一国・天暦で2度目に迎える春の一日です。春は希望の季節です。私たちの夢を大きく、広く、高く育むことのできる貴い季節です。
 しかし、この美しい季節に、この国と世界から聞こえてくるニュースは、あまりにも痛ましく、到底言葉では言い表せない内容でした。あたかも世界は、航海士も船長も、羅針盤も揃っていない船に乗っているような状況です。いつ、どのように風や波に遭って座礁したり、暗礁にぶつかって沈没するか分からない不安な状態です。

 このように起こっている出来事を前にし、全世界統一家の祝福子女と統一勇士は立ち上がらなければなりません!
 いつまでも傍観して待つことはできません。私たちに与えられた祝福を、私たちだけのものとしてはなりません。孤児のようにあえぐ70億の人類を思う時、私たちは、真の父母様が、天の父母様と生きて共に役事しておられることを知らせなければなりません! 悟らせなければなりません!

 そのような点から、私は昨日付で、天正宮博物館に世界本部を設置しました。ここ、聖地に天の父母様が直接旺臨(降臨)し、治められる摂理を開きました。ありがたいことではないでしょうか。
 私たちだけの祝福としてはなりません。私たちは真の父母様に似た真の子女であり、氏族的メシヤの使命を果たす時、先祖の位置に立つことにもなります。その責任を果たすために、私たちは立ち上がらなければなりません。待つことはできないのです。

 今この瞬間も、真の父母様が健在であられることを知らずに死にゆく人類が、世界の至る所にどれほど多くいるでしょうか。同時代圏に生きながらも、摂理歴史を知らず、6000年ぶりに初めて訪れた天の驚くべき恩賜を受けることもできずに、悲惨な姿で流れていってしまう、そのような私たちの兄弟がいることを考える時、私たちは両腕をまくり上げ、力強く立ち上がらなければなりません!

 真の父母様を堂々と宣布し、真の父母様によらなければ、この国と世界が生きることはできないことを証ししなければなりません。(今こそ)私たちがこの瞬間、この場にいることを天の前に感謝し、報いてさしあげる行動を起こす時であると思うのです。

 そのため、私は言語圏で大陸を分けました。世界すべての人類が1秒圏において共に摂理歴史に同参できる機会を与えようと思うのです。そして、この大陸、世界を抱くことのできる「特命総使」を任命することになりました。彼らは実質的に一線で、すべての問題を皆さんと世界人類と共に(分かち合い)、真の父母様を証しするようになるでしょう。

 ここに集まった皆さんも、心を一つに、志を一つにして、彼らが行く所には皆さんも共に同行するという思いを持っていただければありがたいです。
 これこそ、世界人類に希望の春の日をもたらす出来事となるのではないでしょうか!
 実を取り入れる日まで、総決起する世界すべての食口となることを切に願いながら、み言を終えたいと思います。