ハワイ特別14日修練会 ~True Parents Aloha Reunion~

“祝福二世はPure Water、真の愛を伝播する水になりなさい”

閉会式での全体写真

 天暦6月26日~7月9日(陽暦7月22日~8月4日)、ハワイのコナにあるハワイアン・クイーンコーヒー・ガーデンで、「2014 True Parents Aloha Reunion ハワイ特別14日修練会」(主催・圓母平愛財団)が、「天地人真の父母様の前に孝子となろう!」というスローガンのもと行われました。

 「Aloha(アロハ)」とは、「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」など、親愛の情を表すハワイ語の挨拶。「Reunion(リユニオン)」とは、散らばったものを再び結び合わせる「再結合」という意味の英語です。世界中の二世圏をハワイの地に集め、天地人真の父母様の愛でひとつになってほしいという願いがこの名前に表現されていたと感じます。

 今回の修練会には、文孝進様・崔妍娥様家庭から、長男の文信出様(14歳)、二男の文信興様(13歳)、長女の文信汝様(12歳)のお孫様3人が参加されました。そのほか韓国、日本、アメリカからそれぞれ13人づつ、ヨーロッパから5人の合計47人の祝福二世・三世が、環太平洋の中心であるハワイに集まりました。

 日本の修錬生たちは、ハワイに出発する前日の7月20日に一心特別教育院に集合。翌21日、羽田空港からホノルル空港を経由して10時間ほどでハワイ島に到着しました。日本の修練生が到着した後にも、アメリカ、ヨーロッパと夜遅くまでぞくぞくと修錬生が世界中から集まって来ました。

開会式でみ言を語られる真のお母様 7月22日、開会式に真のお母様と文善進様をお迎えしてみ言を頂き、いよいよ修練会が始まりました。開会式で真のお母様は「 祝福二世である皆さんは、“PureWater”(純水)である」 と語られました。
 水はすべての生命体が生きるために必要な存在であり、二世は真の父母様によって6000年ぶりに初めて誕生した祝福家庭の純粋な水であるので、「天の父母様と天地人真の父母様の真の愛を伝播する水になりなさい」 と激励されました。また、「この期間を通して、真の父母様とはどんな方なのか。あなたたちの責任と使命が何なのか。真の父母様がいったいどんな勝利的環境を成されたのかを皆さんが直接見ながら体験しなければなりません」 と修練会の目的を語られました。

 さらに、お母様は大きな夢を持つ事を強調され、「この神秘的な自然環境を見ながら、どんな方面の勉強に努力を注ぎ、私たちの国を美しくし、天の父母様が創造された天国理想を実現する指導者、“純粋な水”になるのかを覚悟しなければなりません」 と二世に対する願いを語られました。

 修練生は、男女別にそれぞれ10人~13人が1つの班になり、合計4つの班で、それぞれに「一心」「一体」「一和」「一念」というチーム名が付けられました。
真の父母様の生涯路程の講義 班で行動する時も、講義を聞く時も、常に、韓国語、日本語、英語という3つの言語が必要となります。修練生にはラジオが配布され、世界本部からのスタッフや大学院で通訳を専攻する二世の学生が派遣されて通訳を担いました。

 最初は緊張してそれぞれの文化圏で固まって行動していた修練生も、お互いの言語を学んだり、休み時間にレクレーションやスポーツをして交流する事で、次第に明るく楽しい雰囲気が広がりました。しかし、やはり3カ国語(韓国語、日本語、英語)をしっかりと学んでいるほど、より早く交流が進みより多くの内容を分かち合える事を考えると、これから真の父母様の前に二世圏が集まる時は、韓国語を中心に最低2カ国語、できれば3カ国語が話せるように取り組んでいく事が必要であると実感しました。

 今回の修練会のプログラムは、交流、各種講義、歌の練習、自然体験、映像教育を軸に構成されていました。そして、毎朝訓読会の後に文善進様がヨガの指導を行われました。
 特徴的なプログラムとして、両親がどのようにして真の父母様と出会い祝福を受けるようになったのかという親の信仰の証しと、自分の将来の夢を発表する「夢発表会」が行われました。2日間かけて47人の修練生が1人5分~10分の時間で夢を発表していきました。

 二世先輩の特別講座では、アメリカで教授職をしている二世が、「どのように私の道(夢)を探していくのか」、「歴史と世界を支配する力」という2コマの講座を行いました。
 修練会が進むにつれて、講義の合間や祈祷会で韓、日、英の3ヵ国語の歌を歌うたびに雰囲気が温かくなり、言語や文化を越えて皆で歌う姿に、世界中から来ている二世の心情が近くなっていく感覚を覚えました。

壮大な光景が360度広がるマウナ・ケア山頂 自然体験では、ハワイの大自然に圧倒され、そのスケールの大きさに神様による万物創造の素晴らしさを感じました。「ハワイは、人間に対する神様の愛を表現するために造られた島である」 と真の父母様が語られたと修練会で聞きました。

 修練会が行われたコナは、ハワイを構成する主な6つの島の中で最も大きく自然が美しいハワイ島にあります。修練会は、午前は講義と歌の練習を行い、午後に自然体験や交流、そして夜間に映像教育やディスカッションという流れで行われました。
 ビーチに出かけて海水浴をしたり、浜辺でフリスビーやサッカー、バレーボール等のスポーツを楽しみながら、自然の美しさに心を躍らせて交流をする事で、修練生たちの間の言語と文化の壁がよりいっそう溶けていくのを感じました。

1日かけてハワイ島の名所巡り また、1日かけてハワイの名所を巡っていくハワイ島ツアーを行い、ハワイ火山国立公園、プナルウ黒砂海岸、アカカの滝を巡りながら、より一層ハワイという島に対する印象を強くしていきました。

 その中でも修練生たちに忘れられない体験となったのが、ハワイで最も高い山であるマウナ・ケアでの星空観測です。360度に広がる壮大な光景を背景にした夕陽を眺めながら祈祷を捧げ、日が沈んだ後には一面に輝く星空を背にして記念撮影を行いました。また、2つの船に分かれて海に出て、2日にわたって行った釣りも貴重な経験となりました。

 その他、ハワイ自然エネルギー研究所を訪問。ハワイ島の周囲に広がる海を利用して、日本の企業の技術が活かされた再生可能エネルギー開発とハマチやアワビの養殖が大規模に行われている現場を見学しました。

閉会式で日本の修錬生代表に終了証を授与される真のお母様 閉会式では、再び真のお母様をお迎えしてみ言を頂き、修練会の修了証書授与が行われました。
 真のお母様は「皆さんは一人ではなく、二世の兄弟姉妹がいるので困難な事があっても必ず乗り越えられる」、「皆さんの力の源は、真の父母です。真の父母の子女としての誇りを持ち、あらゆる分野で最高になり主人となりなさい」 と激励されました。

 その後、和動会で班ごとに発表した演劇と、この期間練習した歌を全員で合唱し、お母様に披露。続いて、庭に移動して、小さなアボガドの木の植樹式が行われました。
閉会式後、アボガドの木を植樹される真のお母様 真のお母様は木に砂をかけられながら、「このアボガドの木が100年後には大きな立派な木に成長するように、二世・三世がハワイの地にある木のように大地にしっかりと根を張り、成長することを願います」 と激励され、全体写真を撮って修練会は終わりました。

 修練生たちは、お互いに涙を流しながら別れを惜しみ、抱き合ったり写真を撮ったりした後、それぞれの国へと帰国していきました。
 世界から二世が集まる事を通して感じたのは、まず、お孫様を中心として真の父母様の前に世界の二世圏が一つになって行く時代を迎えたという事と、それに対する二世教育に対する再検討です。

 韓国、日本、アメリカ、ヨーロッパの4つの文化圏から二世が集まる中で求められる適性や姿勢がどんなものか、修練会を通して感じたのは、何よりも家庭や教会生活、原理やみ言の学習を通して得られる信仰を中心とする公的な姿勢です。そして、語学力、スポーツや歌を通した文化交流力です。
 これから4つの文化圏だけでなく世界的に成長を続ける二世圏に合わせて、より多様で広い範囲で二世が世界から集まってくるという事も考えられます。今回の修練会は、二世が公的で大きな夢を持ち、真の父母様の前に一つになって、世界に天地人真の父母様を証ししていく事のできる孝子となれるよう、来年に向けて新たなスタートを切る機会となりました。

(青年学生局 成和学生部 伊藤安昭)