真の父母様の愛と天運を日本に連結/ハワイ聖地巡礼ツアー(前編・下)

“天の父母様に似て、真の愛を伝播するピュアウォーターになりなさい”

 7月25日から29日にかけて、日本の責任者88人が、聖和2周年を前に精誠を捧げておられる真のお母様に侍るべく、ハワイの地を訪れました。これは、今年の3月中旬、真のお母様が日本幹部25人をハワイに招待され、真のお父様の精誠の足跡を自ら案内された特別な恩恵をさらに拡大していきたいという天の計らいのもとで実現したものです。

ハワイ聖地巡礼ツアー(前編・上)

 真のお父様の精誠をより深く感じ、体験する貴重な時間をもつことができました。
 山から下りてホテルに向かう途中、真のお母様が朝の訓読会の際に、今回のツアーに来た全員にT シャツと半ズボンを準備してくださったという連絡を受けました。
 真のお母様は「ハワイに来たらハワイに合った服を着てこそ、ハワイの“味”を感じることができる」 と語られ、ショッピングモールに行かれてご自分で私たちのための服を選んでくださったのです。

 また、真のお母様は「日本で精誠を捧げ苦労した子女たちに最高に良くしてあげなさい! 私はこれから二世の修練会を行っているハワイの教会に行きますが、そこに今回のツアーに参加した責任者たちを呼んで来なさい」 というみ言を下さったため、私たちは急いでホテルに戻りました。

 ホテルに到着すると、宋龍天総会長ご夫妻と李基萬本部長が、真のお母様から頂いた服やベルトを持って待っておられ、「これを着て今すぐハワイの教会に出発しなければならない。急いで準備しなさい」と言われました。
 お母様がくださった服の中で一番大きい服を選び部屋に帰って着てみましたが、私のサイズより2サイズも小さい服でした。
 タグ(商標)を先に切り離してしまったために取り換えることもできずそのまま着ていきましたが、あまりにも服が小さくて息をするのも苦しく、一日中苦労をしました。写真を撮るときはお腹が飛び出さないか、長い間座っているとお尻がはちきれないかと気を揉む一日の出発となりました。

 私たちは午前10時にハワイ教会に到着しました。
 しばらくして真のお母様が到着されるという連絡が入り、ツアーの全メンバーは道路際に一列に立ち、練習した通りに並んで拍手をしながら「アロハ! サランヘヨ!」とご挨拶をさせていただきました。

 真のお母様は坂の途中で車を止めて下車され、「写真を一緒に撮りましょう」と言われました。そして真のお母様を中心に、永遠の思い出となる写真を1枚撮らせていただきました。
 その後、真のお母様は「全員公館に入ってきなさい」と言われました。真のお母様は「レストランに昼食の準備ができているけれども、ここから15分の距離だから、時間を見ながら少しだけ話をしましょう」とみ言を語り始められました。

 そのとき語られた真のお母様のみ言の一部を抜粋して紹介します。
 「皆さんは神様の誇らしい息子・娘たち、宝石のような存在です。皆さんはそのような自負心と矜持を持たなければなりません。何故ならば私たちは真の父母様の子女だからです。わかりますか。そのため、我々の姿がどうであれ、私たちは宝石です。宝石を嫌う人はいないですね? 宝石は世の中のすべての人たちが欲し、触れたいと願うのです。皆さんは宝石の中の宝石を持っていますが、その宝石が何かと言えば真の父母様の子女になった皆さんです。ですから誰よりも誇りを持って自信を持って、真の父母様を証す皆さんにならなければなりません」

 「今日皆さんは何故ここに来たのでしょうか? 私に会うために来たのですね? 私が生きている間に、未来において懸念される全ての内容を整理してしまいます。わかりますね。皆さんの苦労の実績は、私がいる時にこそ、より必要なのです。皆さんがどんなに苦労したとしても、私がいなければ誰に報告するというのですか」

 「堕落した世の中には問題の多い人たちがいますが、この人たちを教育しないといけないでしょう。生かしてあげないといけないでしょう。そこで今回、祝福二世の教育に関して中心的に語ったのは『天の父母様に似た真の愛を伝播する純粋な水になりなさい』ということです。
 祝福二世とは、6000年を経て初めて生まれた純粋な水です。しかし、今日の私たちの周辺の環境は純粋ではない堕落した世の中です。祝福二世は原因(根本)が違います。ですから祝福二世は純粋さを守り、堕落し汚されたこの世の中で、ピュアウォーターになってほしいのです」

 「真の父母様を知らないために混沌とした世の中になったのです。真の父母様を知るようになれば、真の父母様の前に全ての国は一つの兄弟と同じです。堕落した世界の人々も兄弟が対立するのは道理に反すると考え、そのような姿は父母の前に孝行の道ではないと思うでしょう。父母が一言、『皆さんは一つになりなさい』 『お互いに為に生きなさい』と言えば、そのようにするのが孝子です。
 父母様は全てを語ってくださったのに、それを実践することが何故そんなに大変だというのですか! これからは皆さんが決心したならば、行動に移さなければなりません。私たちは結果の果実を収穫しなければなりません。皆さんと皆さんの後代と子孫のために一つにならなければなりません」

 「皆さんが一つ忘れずに知っておかないといけないのは、『真のお母様が生きておられる時に私が孝女になろう、孝子になろう』ということです。それが一番大事なことです。
 皆さんがどのように環境を広く大きく築くかによって、水が流れて入ってくるのです。問題は皆さんです。皆さんが中心にしっかり立ってお母様と一つになって歩めば、何も問題はありません。無条件に無条件です。『無条件』の歌を知っている人はいますか? 宋会長歌ってみなさい」

 そして宋総会長が歌を歌われた後、お母様は「食事をしに行こう」とおっしゃり、席を立たれました。(次号「後編」に続く)