伊藤琴美さんの「帰歓式」に友人ら700人が参列

常に明るく、とことん頑張る琴美さん

 祝福二世の伊藤琴美さんの「帰歓式」と「聖和式」がそれぞれ10月1日と2日、主礼に郭炳憲知立教会長を迎え、愛知県刈谷市内の葬儀場で行われました。

 伊藤さんは1996年7月17日生まれ。愛知県知立市在住の6500双家庭、伊藤光夫さん・良子さん夫妻の長女で、被災した時は愛知県立安城南高校3年生、享年18歳でした。

琴美さんの帰歓式で献花をする友人たち - コピー 帰歓式には700人、聖和式には270人が参列。また、愛知県選出の国会議員や地元の地方議員など、各界から多数の弔電が寄せられました。
 帰歓式では、まず聖歌39番「園の歌」を讃美した後、竹本俊也知立教会壮年部長が代表報告祈祷。「琴美さんは、教会の二世が集まる中で、『私は海外宣教に行きたい。そのためには英語が必要だから、英語が学べる大学に行かなくては』と、強い意志を訴えていました。二世の中でとことん頑張る姿、常に明るく最後まであきらめない姿は、教会のお姉さんとして十分すぎる光を放っていました」と述べました。

 引き続き、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長、徳野英治・日本統一教会会長からのメッセージ代読とみ言拝読が行われた後、「新しい命への転換」と題して、郭教会長が説教。「生きる、ということを永遠の物差しで見るならば、地上にいることと天上にいることに、大きな違いはないというのです。琴美さんはこれまでも、そしてこれからも自由に思いのままに生きていかれると思います」と語りました。

 そして、郭教会長は生前の琴美さんを偲びながら、「今日は、ご家族、ご親族の方をはじめ、教会の方々、学校の先生、生徒のお友達のみなさん、こんなにたくさんの方々にお集まりいただき、琴美さんも喜んでいることと思います。琴美さんの分まで、みなさんは地上で生き、ご活躍されることを願います」と結びました。

 参列者による献花と焼香が行われた後、最後に遺族を代表して父親の伊藤光夫さんが次のように挨拶しました。
 「尾根に差し掛かったところで、息が上がってついていけない私に『先に頂上に行ってるね』と話をしたのが最後です。私が言うのもなんですが、琴美はいい子でした。いつも友だちのこと、世界のことを口にしていました。やりたいことも夢も多かっただろうと思います。こうして、みなさんとお別れしなければなりませんが、皆さんと過ごした1日1日は永遠に忘れないでしょう。今日は本当にありがとうございました」

伊藤琴美さんへの送辞