第七次 東北アジア平和のための平和大使日本研修

日韓の平和大使が一つになって東北アジア平和の先頭に立とう

 韓国と日本の平和大使が一つになり、日韓の間の対立感情をなくして、互いに助け合い、愛し合うことができるようになるための民間交流を推進する目的で、1月14日~17日、浦安の一心特別教育院において、「平和を愛する世界人として/第七次 東北アジア平和のための平和大使日本研修」が開催されました。

(この記事は、『VISION 2020』第23号〈2月1日号〉に掲載されました)

 韓国の天宙平和連合(UPF)と日本統一教会が協力して行った今年最初の研修会には、チェ・ジョンソプ堤川市議会議員、イ・ソンソプ元蔚州郡副郡守、キム・ジョンギュ慶南大学校師範大学学長、キム・ジェホ慶南アニメーション高校校長を始め、現職の中高等学校校長5人を含む計53人が参加しました。

 1月14日、研修会は、来日した韓国の平和大使を迎える歓迎晩餐会で幕を開けました。晩餐会では、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長、徳野英治・日本統一教会会長、同本部局長が参席する中、日韓祝福家庭の韓国婦人が精誠を込めて研修会参加者をもてなしました。また、日本の平和大使も共に参席し、日韓友好のための意義深い交流の場となりました。

 特に、中には統一教会についてまだよく知らない研修会参加者もいたのですが、そのような人々も、文鮮明師ご夫妻が結んでくださった日本人の夫について日本にお嫁に来て、文化の壁を越えて韓国語や韓国料理を教えながら、両国を愛で結ぶ架け橋となって生きてきた証を述べる韓国婦人の誇らしい姿を目にし、深く感動している様子でした。このように、韓国の平和大使研修生は、真の父母様が下さった祝福の偉大さを感じ、体験しながら、研修会をスタートしたのです。

 時間の経過と共に、参加者が文師ご夫妻を理解し、受け入れる速度が目に見えて速まり、雰囲気が変わっていくのが分かりました。晩餐会で、徳野会長が歓迎の辞を韓国語で流暢に述べると、参加した平和大使は大きな拍手で応えました。続いて、早稲田大学名誉教授である林正寿先生が登壇、「早く韓国語をマスターして、韓国の隅々を一人で訪ねてみたいし、一日も早く徳野会長のように韓国語で歓迎の辞を述べたい」と語られる林先生の話を通して、世の中で起きている日韓の間の感情的もつれを見出すことができないほど、和合を成す晩餐会の場となりました。

 2日目からは、尹晶老会長による原理講義、イ・ヒョニョンUPF 事務総長による平和大使の使命と役割についての講義、徳野会長による日本統一運動の報告が行われました。徳野会長が歓迎の辞だけではなく、1時間の活動報告まで韓国語で行ったことに、平和大使は深い感動を覚えたようです。

 その後、原理のみ言学習と日本の教会訪問などを通し、参加者から2段階の変化を引き出すことができました。
 朴ヒスン錦山女性文化開発院長は、「真の家庭」を強調する尹晶老会長の講義を聞き、人類が目指すべき理想郷は、争いと葛藤のない平和の社会であり、その始まりが家庭であることを改めて悟ったという感想を述べました。朴院長は、夕方訪問した新宿教会で、今まで明かすことのできなかった自らの家庭の事情を我知らず、語り始めました。これまで、離婚によって本当に多くの心労を重ねてきたことや、夫がやり直したいと求めてきても拒絶し続けたこと。しかし、今回のセミナーを通して「真の家庭」の価値を理解することで心に変化が訪れ、子女の前に恥ずかしくない父母になるためにも、夫とやり直すことを真剣に考え始めたという証を、目頭を押さえながら食口の前で語ったのです。

 また、渋谷教会を訪問した平和大使は、韓国語で響き渡る天一国の歌と家庭盟誓を聞きながら、文師ご夫妻の教えが日本の至る所に伝わっている様子に驚きを隠すことができず、教会員が皆、文師ご夫妻に敬拝を捧げる姿を見て、韓国人として誇りを感じ、胸がいっぱいになったようです。それだけでなく、「日本の食口(教会員)と平和大使から精誠の込められた歓待を受けて英雄になったような気分だ」、「心情的に一つになり、日韓関係の根深い葛藤が解消されるようだ」など、次々に感想が述べられました。

 韓国の平和大使である金慶南アニメーション高校の校長は、文師の自叙伝を全校生徒に読ませ、感想文まで書かせたのですが、それによって味わうことになった苦しみと様々な思いを語りながら、自らの人生まで変わるきっかけとなったという証を、渋谷教会の教会員の前で披露しました。特に、クリスチャンの父母による反発と脅迫は想像を絶するほど大変なものでしたが、自分がまず自叙伝を読んで感動したからこそ、信念を持って耐え抜くことができ、これらの経験を通し、平和運動の積極的な同参者になることができたという情熱的な内容でした。

 このように、信念を持って多くの迫害と困難を越えたという証を通して、祝福家庭として恥ずかしさを感じ、新たな決意の涙を流す教会員も多くいました。一方で、文師の国と文師ご夫妻を尊敬する日本教会の教会員が誇らしくて、手を握りしめながら涙まで流す韓国の平和大使もいました。

 最終日まで続いた心情交流と研修を通し、新たに平和大使として委嘱を受けた参加者たちは、真の父母様の思想とその業績に触れ、感服せざるを得ませんでした。このように今回の研修は、当初、文師ご夫妻が平和大使を立て、願われたその価値を再確認する貴い時間となりました。