「第1回 日本トップガン修練会」に84人が参加(前編)

真の父母様の伝統を相続し、新時代の主役に

 「皆さんをこのように集めさせたのは、お父様のみ意に従ってのことです。この時代に生き、私と共にいた皆さんが、すべて歴史的な人物になることを願います」 「トップガンという言葉を聞いたことがありますか。新しい摂理歴史時代において、皆さんはトップガンになりますか」。 これらのみ言は、昨年、韓国トップガン修練会の開会式において、お母様が韓国のトップガンのメンバーに語られた始めと終わりのみ言です。

 天の父母様の創造理想は、真の父母理想です。真の父母様は天の摂理を成すために、その時代にふさわしい人物を探し立て、摂理を率いてこられました。70年代、真の父母様はアメリカと世界摂理のために若いリーダーを選抜し、直接教育と訓練を行って、世界摂理のリーダーとして用いられました。それから40年が過ぎた昨年9月、新たな摂理歴史時代のトップガンのための修練が韓国から始まりました。

 続いて天のみ意に従って、日本でも「VISION2020 成就のための第1回 日本トップガン修練会」が、天暦9月17日から閏9月7日(陽暦10月10日~30日)まで千葉中央修練所において開催され、最終日には、天正宮博物館において真の父母様をお迎えし、修了式が挙行されました。

全国から84人のトップガンが集結
 今回のトップガン修練会は今年6月、スイスで真の父母様が宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長に語られた「日本でも開催しなさい」というみ言に従って、準備されました。まず、全国で地区と本部の推薦を受けた者の中から選抜が行われ、最終的に84人のトップガンが韓国に行く準備をし ていたところ、10月4日、「日本で開催しなさい」というみ言を受け、突然場所が清平から千葉中央修練所に変更となり、最初から多くの計画を立て直さなければならなくなった状況の中、修練会が始まりました。

 始めから決まっていた事項としては、真の父母様が韓国修練会の時に指示された原理講義、真の父母様の生涯路程の講義、天一国経典『天聖経』の完読というのがすべてでした。しかし、結果的に、これこそ天が私たちに願われた内容であったということを悟るまで、それほど時間はかかりませんでした。なぜなら、私たちが持っているすべての計画と思いを消させて、「すべて、天の父母様と天地人真の父母様が導くとおりに従えば、満たしてあげよう」というのが、天のみ意だったということが分かったからです。このように始まったトップガン修練会は、徹底的に、天の父母様と真の父母様が直接主管される修練会となりました。

 今回の修練会は、韓国のトップガン修練会の開会式でお母様が語られたみ言の中にある、「真の父母様の伝統を相続し、新しい時代を切り拓く摂理の主役になろう」というテーマと、「若き日の真の父母様の心情に挑戦しよう」、「互いに助け合い、愛し合い、誇り合おう」というスローガンをもって出発しました。

 10月10日に開かれた開会式で、宋龍天総会長は「今の時代は歴史的な大転換期であり、日本統一運動においてターニングポイントになり得る重要な修練会です。特に最近、お母様はCARPや青年連合など、青年運動を強化して、統一運動の主力部隊としての新たな青年運動を起こし、国家と世界を生かす先頭に立つことを願っておられます。それで1970年代に世界を生かしたトップガン(TOP GUN)の名前を皆さんに下さり、新たな摂理の主役になることを願われるのです」と強調されました。

“勝利圏相続”のためのプログラム
 今回のトップガン修練会の大きな軸は、真の父母様が定めてくださった原理講義、真の父母様の生涯路程の講義、天一国経典『天聖経』完読を通して、真の父母様の伝統と勝利圏を相続することであり、このために、真の父母様の青年期の御跡が残された早稲田の聖地巡礼と先輩家庭の証しを通して、真の父母様の心情と一つになれるように努めました。また、これらを外的に実体化するため、それぞれのテーマを中心としたディスカッションと発表、チーム別の集まり、世代別の交流を通し、摂理の同志としての横的なネットワーク強化を目標としました。

(1)原理講義(53時間)
 原理講義は、日本屈指の原理講師である千葉中央修練所所長・中村惣一郎(777家庭)講師が受け持ち、情熱的にみ言を伝えてくださいました。
 今回の原理講義の観点は、真の父母様が日本の指導者に対して、「原理の中で最も重要なみ言は“真の父母”という言葉である」、「講義をする者は、父母観を植えてあげなければならない」と語られた内容を基に、創造原理から再臨論に至るまで、原理講義全体を通して真の父母様を証しすることに重点が置かれ、修練生は‘真の父母’が原理の中心概念であることを理解しました。

 そして、真の父母様が統一教会の教主であられるだけでなく、人類の真の父母であられるという事実を実感することができました。また、「この時代に生まれ、真の父母と共に生きる恩恵」を改めて深く実感し、新たに決意する時間となりました。

(2)真の父母様の生涯路程(18時間)
 真の父母様の生涯路程の講義は、歴史編纂委員の可知雅之(777家庭)講師が担当しました。真の父母様の路程は、「神と人間の関係は父子の因縁」という宇宙の根本を解き明かし、怨讐サタンに理想を奪われて囹れいご圄の身となられた神様の心情の解放と人類の救いのために、縦横の八段階を完全に蕩減して神様の創造理想を完成しようとされる生涯路程であり、涙なくしては聞くことのできない十字架の道でした。

 そして、その道は同時に、私一人を生かすための道であることを知り、真の父母様の前に限りない感謝と悔い改めを捧げる時間となりました。トップガンのメンバーは、「私たちはあなたによって新たな生命を得た、あなたの息子です」と言いながら、涙の信仰告白を行いました。

(3)真の父母様の御跡を慕って(早稲田聖地巡礼)
 日本における最大の恵みは、真のお父様が1941年4月から1943年9月まで、2年半の早稲田留学時代を過ごされたという、真の父母様との縁にあると言えるでしょう。このような真の父母様の留学時代の御跡を慕って、トップガンのメンバーは聖地巡礼を行いました。

 40日断食を10回したことで有名な歴史編纂委員会の井口康雄(1800家庭)氏の案内で、真のお父様の留学時代の内容に関する講義を聞き、高田馬場駅からお父様の受難の象徴である戸塚警察署、原理の究明のために努力された下宿先である三橋さん宅、そして、真の父母様が歩かれた道を通り、最後は卒業写真にも載っている早稲田大学で記念写真を撮りました。
 修練生は若き日のお父様がここでどのような祈祷をされ、何を悩み、何を夢見られたのかということに思いを馳せながら、皆で70年以上前の時代にタイムスリップする時間を持ちました。

後編につづく