「真の父母様 御来日50周年記念特別集会」開催

「真の父母様の日本へのご恩を忘れてはならない」

特別集会に集まった食口たち

 1960年に聖婚式を挙げられてから、1965年に初めて真の父母様が来日され50周年を迎えた1月28日午前、松濤本部礼拝堂で「真の父母様御来日50周年記念特別集会」が行われました。

 はじめに天一国の歌を全体で斉唱、司会の矢野治佳総務局長の開会宣言に続いて、田中富広・日本統一教会副会長が代表報告祈祷を捧げました。
 真の父母様が1965年に来日された様子をまとめた映像が上映され、参加者が当時の真の父母様の姿や声を実感した中、河西園美・渋谷教会婦人代表が、1965年2月7日の本部教会での聖日礼拝で、真のお父様が「我々は中心を求めて一つになろう」と題して語られたみ言を訓読。

 そのみ言の中で、お父様は日本の精神について「大和魂。大和というのは何かというと、大家、大家族主義。日本の精神というのは本当に大和魂か。いずれにも応じて一体となる。そうだったらそれは世界を統一する」と語られ、「今日の1日を忘れずして、日本で会ったあの日、あの時の先生のみ言、あらゆる現象を忘れずに、黙々として、神の願うその最高の勝利の圏内にプラスとなるように、お守りお導き下さらんことを切にお願い致します」と祈られました。

メッセージを語る徳野英治会長 続いて登壇した徳野英治・日本統一教会会長は記念メッセージの冒頭、「真の父母様が初めて来日されてから50年間、無事に守られ日本統一教会が発展してきました。何よりも天の父母様と真の父母様の導きと真の愛に対して大きな拍手をしましょう」と呼び掛け、参加者一同が感謝の拍手を捧げました。
 その上で、徳野会長は「お父様が日本と初愛の因縁を結んだ」と語られたことを紹介。「その因縁を結んだのは、人として一番感受性の強い21歳ころの日本留学時代ではなかったかと想像できる」と述べました。

 また、徳野会長は「終戦直後、韓国人が日本の官憲を追いかけ恨みを晴らそうとする中、お父様は体を張って自らを拷問した特高警察を守り、その家族まで日本に帰国できるよう配慮された」ことに言及。真のお父様が誰よりも日本を愛し、そして日本を祝福されたことに触れ、「このご恩は日本人として絶対に忘れてはならない」と強調しました。
 最後に、徳野会長は「真の孝子孝女とは、父母が一番困っている時に親を支え、無条件に親の十字架を背負って、親を楽にする者。真のお母様の前に喜びと慰めを返す日本統一教会として、一つとなって新しい50年を出発していきましょう」と呼び掛けました。

 その後、徳野会長の祝祷、堀正一南東京教区長のリードによる億万歳三唱と続き、全体で記念撮影をして閉会となりました。