両国の大学生が集って「平和シンポジウム」「姉妹結縁式」

日韓青年交流が南北平和統一の礎に

 日韓国交正常化50周年を迎える中、3月2日、韓国・ソウルの国会憲政記念館で、「韓半島の統一と北東アジア平和時代に向けた韓日青年大学生の役割」をテーマに、「韓日青年大学生平和シンポジウム」及び「姉妹結縁式」が開催されました。「統一を開く国会議員の集い」代表のイ・ワニョン韓国国会議員、「東北アジアの平和を考える韓日青年大学生の集い」、「南北統一運動国民連合」の共同主催で行われた今回の行事は、日韓の原理研究会(CARP)が中心となって開催され、韓国・統一部などが後援しました。

 平和シンポジウムには、日韓両国の国会議員や両国の大学生約250人が参加しました。
 主催者挨拶に立ったムン・サンピル韓国CARP会長と本山勝道日本CARP会長は、CARPの創始者である真の父母様が若者に対して持たれた希望や、平和を愛する世界人として歩まれた生涯を紹介。その上で、「大学生たちが純粋な情熱と覇気をもって、韓日関係を改善するために先頭に立とう」(ムン会長)「神を愛することを通じて、人類を家族のように愛するグローバルリーダーとなろう」(本山会長)などと訴えました。

 イ・ワニョン韓国国会議員は「東西ドイツ統一の火種はライプチヒ教会の月曜集会から始まったように、青年・大学生をはじめとする全国民の情熱が統一を早める火種となるだろう。両国の青年たちの持続的な交流が、韓半島統一を一歩近ける下地となる」と強調しました。

 日韓大学生の姉妹結縁式では、平和大使であり、韓国では有名なテレビニュースの名司会だったチュ・ソンチュン元済州MBC社長が祝辞を述べ、「韓日平和奉仕団」の創設を提案。また、大塚克己「平和統一聯合」会長は「韓日両国が愛と誠実で連結されるならば、両国はアジアと世界平和実現の大きな起点をつくるだろう」と激励しました。

 また、東京・新大久保駅で線路に落ちた日本人を救おうとして犠牲になった故イ・スヒョン氏への感謝杯が、父親のイ・ソンデ氏に贈呈されました。イ・ソンデ氏は「韓日国交正常化50周年であるにもかかわらず、韓日間はぎくしゃくした関係が続いている。こういう時だからこそ、スヒョンのことをよく思い出す。無条件に線路に飛び込んだスヒョンは当時大学4年生だった。この場に集まった大学生の皆さんが先頭に立って韓日関係を回復させることを願っている」と語りました。続いて、両国の学生代表が発表を行い、韓国代表の女子大学生(22)は「韓国人、日本人という国籍を超えて、アジア人、世界市民意識で相互信頼と信仰の平和運動を提案します」と表明。

 日本の男子大学生(20)は「過去の痛ましい歴史を清算し、韓日大学生が手を取り合って一つになろう。南北間の平和的統一の為に、日本をはじめとする周辺国が協力するべき時だ」と訴えました。
 両国の大学生約200人が兄弟姉妹結縁を結び、東北アジア平和時代に向けた共同平和ビジョンを宣言。「韓日修交の日である6月22日を前後して、両国大学生間の文化、学術交流など多様な共同行事を開催し、持続的な東北アジア平和運動を展開する」ことを誓い合いました。