第3地区の青年学生大会に1000人が集結

自分の可能性を信じ、未来を拓く者となろう!

  4月12日、朝から絶好の青空が広がり、天の導きと祝福が感じられる中、埼玉県加須市内の会場で、第3地区の成和青年学生部が企画した青年学生大会「とちたまユースフェスティバル2015(TYF)」が開催されました。「Believe in yourself 私達に出来る とちたまファミリープロジェクト~希望の未来を拓くあなたの為に~」をテーマに行われた大会には、「World CARP JAPAN(ワールド・カープ・ジャパン)」の本山勝道会長をゲストスピーカーとして迎え、栃木と埼玉の青年学生約1000人が集いました。

 昨年9月、全国から1万人の青年学生が千葉・幕張に集結し、「グローバル・ユース・フェスティバル2014(GYF)」が行われましたが、そこに参加した第3地区の若者が、「One Family under God」(神様の下の人類一家族)の夢に向かって“為に生きる”青年たちの姿に心を打たれ、その感動を周囲に伝えようと大会実行委員会を設立。そして、「今、私たちに出来ることは何か」を話し合いながら、今大会に向けた活動を進めてきました。準備段階から青年学生の創造性と主体性が発揮されたTYFは、地域でのプロジェクトを手掛けていくキックオフ大会ともなりました。

 大会当日、会場ロビーではパネル展が行われ、海外での奉仕活動をはじめ、動画投稿サイトYouTube「TYFチャンネル」の開設、ドリーム・スケッチ・ブック、ゆるキャラコンテストなどのユニークな企画が紹介されました。また、世界平和青年連合の「医療者フォーラム」活動の一環として、社会問題となっている子宮頚がんワクチン接種に反対するための署名活動も行われ、多くの人々の関心を引きました。

 和やかな雰囲気の中で始まった式前公演では、天父報恩鼓、ダンス、楽器・バンド演奏などで、会場は大きく盛り上がりました。
 本式典では、オープニングに学生150人による合唱と青年によるエンターテイメントが披露された後、ゲストスピーカーとして本山会長が登壇。自らの韓国留学のエピソードや日本の大学を取り巻く思想・文化の問題などに触れた上で、未来の社会・国家を築いていく青年学生の意識を啓蒙し、激励するメッセージを贈りました。

 続いて、青年が中心となって立ち上げた地域貢献型プロジェクトの活動報告と海外奉仕活動の紹介がありました。また、会場全体が参加できるプログラムとして、栃木と埼玉にまつわるご当地クイズやマスゲームが行われると、参加者の心が一つとなって自然と喜びが溢れ、会場は笑顔に包まれました。

 第1部の合唱に参加した男子高校生は「とても楽しかったです。天の父母様が私達に願いをかけて下さり、この讃美(合唱)の場に導いてくださったのだと思います」と感想を語っていました。