日本特別巡回師に4氏が任命

真の父母様の愛と伝統を“接ぎ木”

 基元節2周年を迎えた3月3日、韓国・清平の天正宮博物館における祝賀の場において、日韓米3ヶ国に特別巡回師が立てられることが発表され、それぞれに任命証が授与されました。日本では、牧会などで経験豊かな飯野貞夫、柴沼邦彦、可知雅之、佐野邦雄の4氏が任命されました。

 真のお母様は特別巡回師に対し、真の父母様から直接受けた愛の心情と伝統を証ししながら、食口達を教育していくことを願われました。特に、教会と疎遠になったり、病に伏せっていたりして寂しい思いで過ごしている先輩家庭を訪ね、励まして欲しいと語られました。「真の父母様と一度でも因縁をもってみ旨に励んだ食口達を大切にしたい」という真の父母様の篤い御心情がこの度の巡回師任命の背景にあります。

 日本での各巡回師の担当地域は、可知氏が北海道、東北、関東の一部を、佐野氏が首都圏並びに関東の一部及び静岡までを担当。また飯野氏が中部、北陸、関西を、柴沼氏が兵庫以西の沖縄までをそれぞれ1 年間担当します。

 今後、全国各地で伝道の渦が巻き起こっていく中、天の伝統と心情を大切にする講話や説教を行う一方、時に牧会や家庭訪問などをしながら、青年学生から壮年婦人までのあらゆる年代の食口達と積極的に交流し、その力となっていくことが特別巡回師に期待されています。

【特別巡回師のプロフィール】
飯野貞夫(いいの・さだお)
 1941年横浜市生まれ。66年早大教育学部卒業。70年777双の祝福を受ける。早大原理研究会第2代委員長、鹿児島教会長、福岡教会長、本部文化部長を経て、各地で教区長・地区長などを歴任。80年代から90年代半ばまで国内外でビジネスに携わる。全国壮年部長、本部家庭局長を経て、96年からサウジアラビア国家的メシヤ。99年から南米パラグアイ・レダ開拓摂理を担当。15年3月特別巡回師。

柴沼邦彦(しばぬま・くにひこ)
 1945年東京都豊島区生まれ。64年11月早大学理工学部2年の時、原理研究会に入会。その後、関西を皮切りに、日本各地で牧会活動。70年777双の祝福を受ける。83年からイギリス、ドイツ、南欧で宣教。共産圏解放直後、ハンガリーで8ヶ月開拓伝道。96年からモナコ国家的メシヤ。99年から南米パラグアイ・レダ開拓摂理を担当。15年3月特別巡回師。

可知雅之(かち・まさゆき)
 1947年福島県郡山市生まれ。65年千葉大学入学。66年統一教会に入会。70年777双の祝福を受ける。72年から現在まで各種修練会で真の父母様の生涯路程などの講義を担当。81年から日本統一教会歴史編纂委員。96年からリトアニア国家的メシヤ、2009年から御言研究室委員。15年3月特別巡回師。

佐野邦雄(さの・くにお)
 1946年静岡県清水市生まれ。72年静岡大学工学部電気工学科大学院卒業。75年1800双の祝福を受ける。72年神奈川地区長(横浜教会長)、75年千葉中央修練所長、83年本部教育局長。その後、関西や東京などで教区長・地区長を歴任。本部の伝道教育局長、総務局長などを経て、現在は家庭教育局長。15年3月特別巡回師。