「全国地区事務局長・教区総務部長研修会」開催

教会を神霊と真理に溢れた心情共同体に

 4月22日と23日の両日、千葉・浦安の一心特別教育院で「成熟した組織運営のためのプロセスづくり」をテーマに、「2015年全国地区事務局長・教区総務部長研修会」が行われ、地区の事務局長と総務部長、教区総務部長、本部スタッフなど101人が参加しました。

 午前11時から行われた開会式で、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長は「日本統一運動の5大危機を克服し、機会に変えるための研修会です。誰よりも一番早く起き、祈りと精誠を捧げられ、誰よりも一番遅く休む生活を送られる真の父母様の原則を体現する立場が総務部長の皆様です。教会では教会長が内的な責任者ですが、外的な責任者が総務部長なのです」と総務部長の役割を明らかにした上で、「神霊と真理に溢れた心情共同体としての教会づくりをしていきましょう!『疎通と共有』の教会をつくり、透明性と正直さを持って、実質的に教会の成長を果たしていきましょう!」と力強く激励しました。

 引き続き、矢野治佳総務局長がVISION2020勝利に向けた日本統一教会の取り組みと2015年総務局方針を説明。総務局の3つの活動指針である「総務としての責任意識と実力の養成」、「健康で幸せな職員づくり」、「正直で透明性のある数値管理」を解説しました。
 本部の各担当者が健康管理、経理運用基準等の説明をした後、グループ毎にディスカッションの時間が持たれました。

 2日目は、朝6時から真のお母様のみ言映像を視聴した後、現場の活動事例発表の時間が持たれました。
 本部担当部局から、IT、七大運営指標、月末報告書の説明があった後、前日に続いて活発なディスカッションを行い、各班で議論した内容を発表。参加者からは「現場と本部の互いの認識を確認するうえで、有効な場だと思います」などの感想が寄せられました。

 閉会式には、徳野英治・日本統一教会会長、李基萬・企画本部長が駆けつけ、総務部長としての役割と信仰姿勢について講話を行いました。
 徳野英治会長は「総務部長も責任者と同じ意識と心情を共有することが重要です。誠実性、透明性を持つことが総務部長として最も持つべき資質であると言えます」と指摘。「伝道の推進」「礼拝の充実」「青年伝道の拡大」について語りました。

 李基萬本部長は「宗教が発展する3つの要素は、教祖(創始者)、教義(経典)、組織(人材)であり、教会が復興・発展するには人材が最も重要です。全スタッフが自己啓発で、力を身に着ける必要があります」と述べ、自己啓発の重要性を強調しました。
 最後に、15年以上にわたり尽力した総務部長8人が表彰され、希望と決意を新たに2日間の研修が終了しました。