UPeaceが第109陣ボランティア隊を派遣

被災地支援を通じ“為に生きる”精神を醸成

 5月2日から6日まで、統一教会平和奉仕ボランティア隊(UPeace)の被災地支援活動が宮城県石巻市で行われ、UPeaceの加藤善斐徒キャプテンを中心に、東京・渋谷教会と横浜・青葉台教会の青年(それぞれ5人)のほか、愛知(3人)と千葉(1人)のメンバーを合わせ、計15人が参加しました。

 UPeaceは、2011年3月11日に発生した東日本大震災を契機に発足。同3月24日に第1陣ボランティア隊を被災地に派遣して以来、現在まで活動を続け、今回で第109陣となります。
 東日本大震災から4年が経った現在、がれきの撤去作業はほぼ終了し、生活支援が被災地におけるUPeaceの主な活動となっています。メンバーたちは今回、初日に花畑作り、2日目に側溝の掃除、3日目にカキ養殖場での作業の手伝いを行いました。

 雑草抜きから始め、土を耕し、ホームセンターで購入してきた苗を植えて花畑を作る作業や、何十箇所もある側溝の掃除、収穫したカキの殻についた付着物の撤去作業は、どれも朝から1日がかりの作業となりました。
 UPeaceの青年たちが、非常に骨の折れる作業に汗水を流しながら懸命に取り組む姿に、地元住民からは喜びとねぎらいの声が寄せられました。

 特に、側溝の掃除を行っていた時は、付近の住民が家から出てきて、「若い人がいなくて誰もする人がいなかったので、とても助かります」と声を掛けてきたり、被災した当時の様子を詳しく聞かせてくれたりしました。「私たちにもやらせて」と言いながら、メンバーに加わって一緒に掃除を行った婦人たちもいました。

 被災から4年が経過する中で、被災地を訪れるボランティアの数が少なくなってきているのが実情で、「今も変わらずに来てくれるのは、統一教会さんぐらいだよ」と感謝の言葉を掛けてきた男性もいました。

 UPeace メンバーたちは、活動の合間に被災した現場の視察を行いました。
 ほぼ全員が、被災現場を直接自分の目で見るのは初めて。「改めて震災の恐ろしさを実感した」「同じ日本で起こった出来事なのに、あまりにも無関心だった」「4年が経ってもさら地のままで、本当の意味での復興はこれからということが分かった」などの感想を述べていました。

 メンバーたちは、震災の悲惨さを肌身で感じるとともに、それを乗り越えて復興の為に自分を犠牲にして活動している現地の人々の姿を目の当たりにして、逆に刺激を受け、命の尊さや生きることの意味を深く考えさせられました。

 今回のボランティア活動を通して、メンバーたちの良心の奥に確実に火がともる尊い期間となりました。
 参加したメンバーたちは、今回の経験を通じて培った“為に生きる”精神をこれからの活動に展開していくことを決意し、それぞれの現場に戻って行きました。