真の父母様の開拓と勝利の足跡をたどるヨーロッパ聖地巡礼(下)

宣教50周年を記念し、日本の代表30人が参加

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草創期ヨーロッパ摂理の中心となったドイツ
 5日目(5月13日)、スイスからウィーンを経由して3番目の訪問国であるドイツのフランクフルトに到着しまた。フランクフルトは、ドイツ経済の中心地として、真の父母様が草創期にこの場を中心としてヨーロッパに対する精誠を捧げられたところです。

 真の父母様は、この場に機械工業会社「セイロ」を創立され、韓国の統一産業の基礎を立てられました。芸術的にはブラスバンドを設立され、ヤンキー大会(1976年、ニューヨーク)などで発表させておられます。また、この地にある修練所で教育を受けた人材を日本、米国、ドイツの3カ国のリーダーたちと共に世界宣教へと送られました。彼らの中で未だ40年近く現場に従事している人もいます。

 そして、このように伝道された人たちが2075家庭の祝福を受けた場所でもあります。ヨーロッパもマスコミの反対が強く、教会を離れた人もいましたが、キリスト教の基盤が根底にあるヨーロッパの食口たちは、真の父母様がメシヤであることに対する強い確信を持っており、今でもたくさんの食口たちが活躍。特に日本婦人を妻に持った家庭が、より一層信仰的であるという証しがありました。

 午後には、ゲーテハウスを訪問。哲学と文化と思想の中心地であるドイツの文化を感じることができる時間となりました。
 6日目(5月14日)は、ライン川をフェリーに乗って下っていくと川沿いにある多くの城を見ながら、中世と近世のヨーロッパ文化を学びました。
 アニメーション映画に出てくるような城が、周辺の山とブドウ畑、そして周辺の家々と合わさって、映画のワンシーンに迷い込んでしまったような錯覚に陥りました。

 午後には、ハイデルベルク城を訪問。ドイツで一番古い大学であるハイデルベルク大学がある市内観光を行いました。
 この日は、バスで移動する時間が多く、その時間を利用して、今回のツアーに参加することになった動機と感想などを互いに共有する時間を持ちました。
 最初の動機が弱かった参加者たちも、時間が経つにつれて天の摂理と召命を受けた者としての意識が強まり、成長していく様子を垣間見ることができました。

天が導かれた巡礼の道
 最終日の夕食は、韓国食堂で食事をしながら、天が私たちをこの遠いヨーロッパへと導いた理由と、今回の期間を通して私たちが受けた恩恵について共有する時間を持ちました。
 日本を出発するときは、各自の事情と心情で整理されないままに参加したものの、参加者たちは様々な証しを聞きながら、「自分たちがここに参加したことは偶然ではない。私が動機となってここに参加することになったのではなく、天の父母様と真の父母様、私たちの先祖たちの導きにより、参加するようになった」ということを今一度深く悟りました。

 そして、天一国時代を迎え、私たちが真のお母様に侍り、暮らしていくということがどれだけ大きな恵みであるのか。その溢れる祝福を私のものだけにするのではなく、オリーブの木のように深く根を下ろし、氏族とこの世の人々に対し、真実を明かして行く者とならねばならないということを改めて決意する時間となりました。

 最後に、李海玉総会長夫人がまとめとして、「今までもヨーロッパ聖地巡礼があったし、これからもあるでしょう。しかし、このように真の父母様とヨーロッパの中心食口と、過去と未来が共にするこのような聖地巡礼は、今回だけです。本当に私たちが受けた恵みを悟り、真の父母様が70年代の米国、日本、ドイツ人たちを3人ずつ選んで宣教師として送られる時、3人が一つになることを一番願っておられたように、現場に戻ったら、私たちもまず、目の前にいる配偶者と子供と一つとなり、アベルと一つになる時に、天が共におられる私自身となることができます」と強調しました。

 最後に天の摂理と真の父母様の足跡を追い求めるヨーロッパ聖地巡礼は、旅立つときとは違って、皆が大きな恵みの中で、無事に日本に帰国しました。これを通して、天が私たちに下さった祝福がどれだけ大きなものであるかを今一度考える時間となりました。

 特に、天が2000年間育ててきたキリスト教文化の巨大さと、これが商品化され、形式化され、停止してしまっている文化として残されていることを残念に思われ、そこにもう一度真の愛のみ言で命を吹き込むために訪ねられた真の父母様の心情を考えながら、天一国時代に私たちが創ろうとする新しい文化だけがこの世を生かすことができるということを実感したツアーでした。

 参加者たちは、必ず天の新しい文化を作っていく主役となり、新しい「5つの希望プロジェクト」をもって、VISION2020の勝利に向かって歩んで行く決意を新たにしました。

【参加者の感想】

全ての人々を愛で包まれる真のお母様
南北海道教区 N・R
 オーストリアでの大会における真のお母様のみ言の冒頭に、「50年前に嫁に出した娘、50年前に出家させた息子に会いに行く思いで来ました」とあり、真の母として全ての人々を愛で包まれるお母様の深い愛情に感動しました。

 何より、私たち日本のメンバーをお母様のお部屋に呼び、み言を語って下さり、親しくお写真を撮って下さいました。日本の代表として迎えて下さったことを深く感謝します。
 その場で、「今回の大会は、50年を迎えて歴史に名を残すメンバーもいる。ヨーロッパのメンバーを慰労し、激励し、新しい出発をするために来た」と意義を明確にして下さり、私たちにオリーブの木のように深く根を下ろす者となるように語って下さったことが印象に残りました。

母の国が責任を果たせば、子女の国は復帰される
東埼玉教区 K・W
 今回、なぜオーストリアでヨーロッパ宣教50周年大会が行われたのか、その意味を李海玉総会長夫人から聞かせて頂きました。オーストリアは中立国で、啓示を受けて統一教会に入会した人が多く、食口たちは共産圏に行って地下宣教をしてきました。お母様の今回の大会に合わせたように、宗教登録が最近できたそうです。今までに多くの迫害や監禁もあり、独房で亡くなられた食口もいたと聞きましたが、文善進様のスピーチの時、隣のテーブルで涙をぬぐっていたヨーロッパの食口たちは、本当に苦労されてきたのだと感じました。

 これからは真のお母様のビジョンを中心として、文化革命を起こさなければならないとお母様は言われていました。日本が母の国として責任を果たせば、子女の国は復帰されると言われ、改めて私たちの責任を感じました。

真のお母様の深刻なお立場を垣間見る
南福岡教区 H・R
 このヨーロッパ大会で特に心に残った出来事は、真のお母様のお姿や表情です。たったお一人、真の父母として立たれているお母様の重く深刻なお立場を肌で感じました。
 また、李海玉総会長夫人が一人ひとりと話をして下さったことも本当に感謝でした。李海玉総会長夫人が語られたお話の中で、「真のお父様は短所も長所も見ない方です。短所であっても一緒にだまされてあげられる方です」と言われた時、本当に涙が流れ、慰めて頂いたと感じました。

 真の父母を知っていること、真の父母がいることが幸せであるから、多くの子女たちに父母様のことを伝えていく祝福家庭とならなければならないと思いました。