第21期 Jr.STF選抜修錬会

神の子のアイデンティティを実感!

 5月から6月にかけて、全国の地区で第21期Jr.STF選抜修錬会と第19期FE 認定修錬会が開催されました。Jr.STFプログラム(Junior Special Task Force、以下Jr.STF)は、成和学生(中高生)のための信仰・人格育成プログラムで、日本では2004年から真の御家庭のご指導を受けて出発。これまでに多くの二世圏がJr.STFを通過して成和青年へと巣立っていき、その中には成和青年の核として活躍しているメンバーもたくさんいます。

 Jr.STF選抜修錬会は、中学1年生から高校3年生の成和学生がチャレンジするJr.STFへの登竜門です。1泊2日の期間中、アイデンティティ教育と生活指導を受け、さらに中高生にとって成長のための試練とも言うべき各種試験に取り組みます。

 選抜修錬会の参加者は、神様の夢に向かう挑戦者という意味で“チャレンジャー”と呼ばれていますが、彼らはまず原理試験に挑戦します。統一原理の創造原理、堕落論、メシヤ論、緒論、復帰基台摂理時代の範囲から、穴埋め問題、記述(単語)式問題、選択問題が出題されます。中学生にとっては難しい原理の問題に、彼らは一生懸命に取り組みます。

 次にチャレンジャー達を待っているのは論述試験です。論述試験は、真の父母様のみ言を参考資料として、問いに対する回答を要約して記述する、中高生にとっては非常に難易度の高い試験です。
 問題は全部で5問。一つ目の問題は、真のお父様の自叙伝『平和を愛する世界人として』の中のお父様が召命を受けた部分を読んで、「み言を読んだ感想、及びあなたの一番好きなお父様のみ言とその理由について述べなさい」との内容です。次に、良心宣言についての説明(問2)、人間関係を築くポイント(問3)、勉強する目的(問4)、志を立てた人生の夢(問5)と続きます。

 また、チャレンジャー達は論述試験に取り組んでいる最中、一人ずつ別室に呼ばれていきます。論述試験と同時並行で行われる面接試験です。成和学生部長やFE(Field Educator:現場教育者)から直接、Jr.STF への挑戦の動機や日々の生活の様子を尋ねられます。一人ずつの面接ということでチャレンジャー達は極度の緊張感に襲われますが、先輩Jr.STFメンバーの兄姉に励まされながら懸命に面接に向かっていきます。そのようにして、チャレンジャーの中には天に向かう内外の姿勢が育まれていくのです。

 選抜修錬会における山場が体力意志力チャレンジです。中学生女子は12km、中学生男子と高校生女子は14km、高校生男子は16km の距離に挑戦し、2時間30分の制限時間の中で完走します。200mトラックであれば60~80周にも及ぶ周回を、チャレンジャー達は神様を求めて走っていきます。

 真のお父様は16歳の折、「神様、本当にいらっしゃいますか」「神様にも願いがありますか」「神様、私が必要ですか」と、神様に祈祷し尋ねられたといいます。チャレンジャー達もまさに同じ祈祷を天に捧げながら、ゴールするその瞬間まで神様を握り締めていくことができるかの意志力を試されます。
 自己の体力の限界に挑戦して走っていく者、空を仰ぐ者、他者を励ます者……。神の子の名を冠するチャレンジャー達が、本心の叫びによる輝きを放ちます。

 選抜修錬会参加後は、その成績や日常の歩みによって合否が決定され、合格者はJr.STFの入団修錬会であるGreen修錬会への参加切符を得ます。合格は簡単ではなく、多くのチャレンジャーは3回、4回と選抜修錬会に挑戦。その中で、「神様のために」という動機が強く深く育っていくのです。み旨の主人として立つための特別信仰的訓練が待つGreen修を目指して、チャレンジャー達の挑戦は続きます。

第19期FE認定修錬会
真の父母様の教育観を相続
 Jr.STF 選抜修錬会にあわせて、成和学生指導者を育成するFE 認定修錬会が行われました。FE認定修錬会参加者には、Jr.STFチャレンジャーと同じように原理試験、論述試験、体力意志力チャレンジが課せられます。毎回多くの青年と父母が参加し、神の子を育てる教育者としての再出発を涙と共にしていく尊い場となっています。

 高卒後に後輩指導に携わりたいという青年メンバーや中高生の年齢となる我が子を持つ父母――。FE 認定修には18歳から60歳と、幅広い年齢層の参加者が集まります。父母、青年、中高生が共に挑戦するその様子は、まるで統一家の“家庭修錬会”の様相を呈します。世代を超えてみ旨を志す関係がそこに築かれ、その中心に真の父母様がいらっしゃるような感動的な空間となります。

 FEチャレンジャーの思いは共通して、「真の父母様の教育観を相続した真の教育者となること」です。Jr.STFチャレンジャーと同じ試験に取り組みながら、成和学生達の通過する心情を共に味わいます。
 その土台の上に「子女教育概論及びFEの使命」についての講義を受講。もう一度真の父母様の成されたい教育とは何だったのかを学び、改めて神の子達を公的な存在として見つめる目を養い、教育者として再出発していく尊い機会となっています。

【参加者の感想】 
●神様が必要としてくれていることを実感
走っている時、辛くて苦しくて、でもそんな時に、「神様、私が必要ですか?」と心の中で尋ねると、その瞬間に強い風が吹いてきて、神様は本当に私を必要としてくれているのだと実感しました。2 時間も神様のことを思い続けることは滅多にないし、今回少しでも神様を感じることができたから、今後の私の生活に大きな影響が出てくると思います。(中2女子/Jr.STF選抜修錬会)

●全ての父母・青年部スタッフが参加を
FE認定修は全ての父母、青年部スタッフが参加すべきだと思いました。中高生たちが限界を超えてチャレンジする姿を見て、どれほど模範になれている自分かを考えさせられました。また、自分なりの価値観でなく真の父母様の教育観に立っていくことの重要性も感じました。青年部の改善も必要だと感じました。(42歳男性・成和青年部長/FE認定修錬会)