第5地区「CIG・伝道前線出発式」

開拓伝道の精神を相続し、伝道を勝利しよう!

 7月7日、東京・高田馬場の新宿教会で、久保木修己・日本統一教会初代会長の令夫人、久保木哲子夫人をお迎えし、「第5地区CIG・伝道前線出発式」が行われ、5地区(東京)のCIGメンバーら350人が参加しました。

 木下博文・西東京教区副復興団長の司会で始まった出発式では、まず天馬教会のCIGメンバーが、久保木会長が作詞・作曲した「愛の統一」など3曲を披露し、会場を盛り上げました。
 次に、敬拝と家庭盟誓、代表報告祈祷の後、井場郁郎・第5地区伝道教育部長が6月度の報告を行い、伝道優秀者に金満辰第5地区長と久保木夫人から表彰状と同夫人の著書『愛あればこそ』が贈呈されました。

 金満辰地区長は挨拶で、「1967年7月、喘息に苦しむ愛する長男を残して、久保木夫人は40日の開拓伝道で宮崎に行かれましたが、開拓伝道を終えて帰宅すると、長男は見違えるように元気になっておられたのです。私は生きて働かれる神様のみ業に涙が出ました。7月は開拓伝道の月です。我々も頑張って東京で伝道を勝利しましょう」と激励しました。

 久保木修己会長の記念映像を視聴した後、久保木夫人は記念講演で、1968年に自身が参加した430双の祝福と、宮崎の開拓伝道の証しを交えながら、真のお父様との出会いについて次のように語りました。

 「私はよく、お父様とはどんな方かと聞かれますが、お父様という方は私達の物差しでは測ることが出来ません。お父様は『どんなに苦しい道を行ったとしても、神に助けてほしいと祈ったことはない』と言われ、そのように実践してこられました。私が山口、宮崎、鹿児島を巡回した時のことです。1カ所で3回、最後は夜の8時から講演するという過密スケジュールで疲労困憊する中、朝方、夢を見ました。私の疲れた体を一生懸命さすって下さる方がいました。夫かと思って振り返ると、お父様ではないですか。それから、私の手を引いて、お元気に階段を上がっていかれました。お父様は私の仕事をご存じではないはずなのに。その時、私は目に見えない神様の実体であられるお父様を実感したのです」

 久保木夫人の祝祷の後、入澤淳一・南東京教区副復興団長のリードで億万歳四唱を行い、出発式は終了しました。
 講演を通じて参加者は、あらためて天の父母様(神様)と天地人真の父母様がいかなる方であるかを理解し、初期の開拓伝道の精神を相続して出発することができました。