全国16地区の研修会に3650人が参加

神霊と真理で導く“一対一伝道”こそが勝利の鍵

 4月22、23日開催の第9地区を皮切りに、7月8、9日開催の第12地区に至るまで、「VISION2020勝利のための本部伝道方針と一対一伝道研修会」が全国16地区を巡回して行われました。地区長をはじめ、牧会者や婦人代表、教会スタッフ、基台長、前線のCIG復興団メンバーなど総勢3650人が参加。天一国の“祖国光復”と神氏族メシヤ再出発のため、真の父母様の強い願いのもとで企画された今回の研修会は、参加者全員が「疎通と共有」を通して進むべき方向性を明確にし、「必ず勝利できる」という希望と喜びを胸に決意を新たにする機会となりました。

 今年4月、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長が「全国牧会者研修会」及び「全国婦人代表研修会」において「5つの危機」を提示し、「VISION2020」を実現するために「危機から機会、さらに希望へ」と転換していく方針が決まりました。これを受け、現場と本部が「疎通と共有」を図るため、本部伝道教育局の方相逸局長を中心に、篠崎幸郎伝道部長、佐々木一成教育部長、北谷真雄壮年部長兼神氏族メシヤ推進部長の教区長経験者4人が、宋龍天総会長と徳野英治・日本統一教会会長の熱き願いを受け、全国16地区を巡回して研修会を行うこととなりました。伝道教育局の局長・全部長が一緒に現場を巡回し、伝道のための1泊2日の修練会をするのは初の試みでした。

 VISION2020の実現に向け、私たちの目的を果たしていくための唯一の道は伝道である、と真のお母様は語られています。真のお父様も「天一国創建は神氏族メシヤの基盤なくしてはなされない」と明言されています。私たちはお父様の聖和という大きな犠牲の上に、神氏族メシヤの使命を再度許されました。真の父母様と出発できる最後のチャンスです。これは伝道の仕方や方法論の変化という次元ではなく、伝道のパラダイムの革命的な変化なのです。摂理の軸が、因縁圏のない“荒野”から先祖、氏族、故郷に変わらなければなりません。

 VISION2020の勝利は、私たちが真の父母様と一体となり、伝統と文化を相続すると同時に、本部と現場が意思疎通して目的、方向、戦略を一致化することによってのみ可能となります。聖和3周年を迎える今こそ、天の爆発的伝道の役事が起こらなければならない時です。そのためには、霊界から導かれる心情の動機、基台が必要です。この修練会はそのカギを探し求め、悟る修練会でもありました。

 開講式で徳野会長は、真のお母様からの大方針は「神霊と真理によって導くこと」であると強調。私たちは信仰の原点に立ち帰って「個の強化」を図りながら、①直接伝道 ②一対一伝道 ③神氏族 メシヤの使命完遂 ④祝福伝道 ⑤訓読家庭教会の定着――という基本方針に沿って、伝道を推進し ていくと語りました。

 各地区長の挨拶に続き、方局長が行った講座の中で特に印象的だったのは、冒頭に聖者ガンジーの例を挙げながら、「心」という字について語った内容でした。心に「私は氏族メシヤになる」という信念の“棒”を打ち込めば、「『必』ずできます」になり、「Impossible」(不可能な) に信念の“棒”を打ち込めば、「I’m possible」(私はできる)となると述べ、参加者を激励しました。

 続いて、松戸教会の小澤秀幸教会長と姜京姫さんによる路傍演説伝道の証しは、神様が間違いな くこの一対一伝道を導いておられ、5つの危機の解決策も一対一伝道であり、神氏族メシヤの勝利の鍵もここにあることを確信させる内容で、多くの食口に感動を与えました。

 伝道教育局の3人の部長による講義では、まず北谷部長が、真の父母様のみ言を中心として、神氏族メシヤの価値と心構えについて解説。その上で、“天一国国民”として家庭教会長・神氏族メシヤの立場で活動を進めていく意識付けを行いました。
 1日目の最後の講座では、篠崎部長が「親子の一対一の関係と同じように、霊の親子も一対一の 関係です。生活圏伝道を展開するためには、まず私たち自身の家庭生活の習慣性、接し方から研究 し改善すべきです」と指摘。「『人を育てるのは原理講論のみ言以外にはない』というお父様のみ言に立ち返ることが爆発的伝道の鍵です」と語り、ユーモアの中にも伝道の本質を明確にしました。

 研修会2日目は、法務局の田坂義和法務部長によるコンプライアンス(法令遵守)に関する講座があり、「私たちは高い倫理観を持たないといけない」と述べ、VISION2020を勝利するために不可欠なコンプライアンスの徹底を訴えました。

 続いて、佐々木部長は伝道教育ラインに関する講座の中で、神氏族メシヤ家庭教会の青写真を示しながら、天一国時代の新しい文化のもとで母の国の使命を果たすことのできる神霊と真理による伝道教育ラインを提案。参加者の多くから「スッキリと整理することができた」という感想が寄せられました。

 午後からは、5つの本部方針のテーマに沿ってグループディスカッションを行った後、代表者5 人が発表。各グループにおいて希望に満ちた良き交流の場になりました。
 この全体ディスカッションに先立ち、初日の夜は地区長と教区長、婦人代表によるディスカッションが、2日目の早朝には全牧会者と全婦人代表によるディスカッションが、それぞれ行われました。この3段階のディスカッションこそが、本部と現場の「疎通と共有」を図る最大のポイントとなりました。

 最後に地区長からの総括と激励を受けた後、「日本の食口よ立ち上がれ」の映像を通して真のお父様がこの日本に投入された熱く深刻な心情に触れ、多くの食口が涙を流しました。

 方局長は総括の中で、「最後は自分が決意しないと変わらない! 伝道は手段や方法ではない! 今日を起点として、聖和3周年までに一人ひとりが何人を伝道し、祝福しますか! 明確な目標と決意を持って出発して欲しい」と訴えました。

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 今回の研修会を通じて、私たちの全ての危機を克服する突破口は一対一伝道であり、神氏族メシヤの勝利によってすべてを解決することができること、そのために自分自身がもう一度悔い改め、信仰の原点に立ち返えらなければならないこと、そして今こそ神氏族メシヤに向かって再出発する最後のチャンスであることが明確に分かりました。

 今年は真の父母様が日本に8大聖地を決定してくださって50周年の年です。このタイミングで行われた研修会は、参加総数3650人という点を見ても、「基元節と祖国光復の為の神氏族メシヤ3600名原理本体論30日特別教育」に匹敵する重要な研修会だったと言えます。天一国創建と神氏族メシヤ使命完遂のために準備された今回の研修会は、天の大いなる導きの中で、参加者に希望と喜びもたらす機会となりました。

【参加者の感想】
〇 希望の時が来たと実感できた研修会でした。結論は、「私が変わること」であることが明確になりました。こんなに希望に満ち、感動し喜びをもって参加できた研修会は初めてではないかと思います。真の父母様の勝利圏を証しすることのできる真の息子、真の主人となって神氏族メシヤを勝利したいと思います。(牧会者)

〇 本部の方針が総会長、会長の熱い決意として深く感じられました。一対一伝道は、伝道の一つの方法ではなく、私たちの信仰姿勢の表れ、真の父母様への孝行の心情の発露であると理解し、実践を決意しました。牧会者に対する天の本来の願いを実感しました。(牧会者)

〇 伝道が行き詰まる状況の中で、外的な方法・手段だけにとらわれていたことを感じ、悔い改めて再出発しなければならないと思いました。固執した考え、荒野路程から家路に帰ることができない心情、その中心軸の立て直しの必要性を本部の講師の方々を通じて教えていただき、心から感謝いたします。(婦人代表)