心情文化共同体の基地を目指す「二世家庭会」

真の家庭の価値共有のため全国で発足

 祝福を受け、家庭を出発する祝福二世の数が大幅に増加する近年、全国各地で二世家庭会が発足しています。全国祝福家庭総連合会には、一世の祝福家庭がそれぞれ家庭会を組織し、互いに連携をとって天のみ旨を発展させるべく活動していますが、二世家庭会もそこに位置づけられます。

 祝福を受けたとはいえ、大半が社会に身を置く二世達にとって、教会を中心に推進される摂理に“主人意識”を持ちにくく、客観的になってしまう傾向があります。
 一方、家庭生活では夫婦関係や子女教育という普遍的テーマと誰もが向き合います。「良き夫、良き妻になりたい」「子供を良く育てたい」「幸せな家庭を築きたい」――。そんな思いから、様々な情報を求めるようになりますが一般社会の規範や実践方法に馴染んでいくと、今度はその源流や思想的傾向、本質に目が向くようになり、最終的に統一原理や信仰生活が持つ普遍的価値との“再会”に至るのです。

 「理想相対」「三代圏家庭理想」「ために生きる真の愛」などの原理用語が、自らの家庭で実感を伴って迫ってくるようになるのです。
 統一原理とは、人類の救済と恒久平和という壮大なテーマを実現する原理であると同時に、「家庭原理」でもあります。それに気付いた二世家庭が、原理の目的とも言える「真の家庭」の価値を学び共有する場が二世家庭会です。

 一方で、一般社会で増加する離婚や家庭問題の実態を目の当たりにすることも、二世家庭の目をもう一度教会に向けさせる一因となっています。
 各地で二世家庭会の必要性が叫ばれるようになり、全国組織としての二世家庭会が発足しました。梶栗正義会長、堀正一副会長、二世第一期の兄姉達が常任役員として名を連ね、事務局は桜井正上・本部祝福教育部長をはじめ、家庭教育や青年学生運動を担当する二世が運営しています。

 地方では2013年から2015年7月までに、地区で二世家庭会が発足したのが8、9、11、13の各地区。教区では宮城、南千葉、南東京、東東京、多摩東京、北東京、東神奈川、北愛知、東大阪、西大阪、南大阪、岡山、福岡、大分、鹿児島の15教区です。

 『祝福家庭』2015年夏号の企画「進む二世のコミュニティづくり」で、梶栗会長は「真のお母様は、『あなたたちは祝福二世として6000年の時を経て初めて生まれた純水な水です』と語っておられます。ところが、純粋な水がその場に留まっていては、その清らかさを保ち、維持することができないのです。私たちは地の多くの水を導き、故郷である大海、神様の真の愛の懐へと帰っていくのです。二世家庭会の活性化を通して、祝福家庭全体の心情文化共同体の形成と、VISION2020 の実現に向けて、尽力したいと思います」と述べています。

 二世家庭会が心情文化共同体の基地となれるよう邁進していきます。

(二世家庭会中央会事務局 田中 君敏)