教会整備の恩恵④ 和歌山教区

氏族的メシヤ活動通じて、真の父母様を誇り愛そう!

【伝道実践の中核「家庭集会」 1,100回を超える/和歌山教区】

 真のお父様(文鮮明師)の御聖誕100年祭、そして真のお母様(韓鶴子総裁)が77歳の喜寿をお迎えになられる2020年に向かって「VISION 2020」が出帆致しました。第9地区・和歌山教区も先般の真のお母様の御来日によりもたらされた大きな天運の恩恵にあずかるべく、「教勢の10倍化」実現に向かって全教会員一つになって出発致しました。

 和歌山教区は全国に先駆けて2010年10月より、子女の責任分担である“氏族的メシヤ活動”を前面に押し出して伝道に取り組んで来ました。その中心的テーマは「伝道対象者に原理のみ言を直接伝える事で、真の父母様を誇り愛そう!」です。

 具体的には、教区主導で原理講義をメインにした「巡回講演会」と「紀の国セミナー」を企画・立案し実施して来ました。今年春から始めた巡回講演会(家庭集会)は、半年の間に計1,100回を越え、紀の国セミナー(1泊2日原理セミナー)は2010年10月から43回を数え、延べ1,700人の方々が参加されました。併せて中心教会員の責任心情と伝道意欲の向上を期待し「氏族的メシヤ教会長任命式」を行い、現在迄に188家庭に任命状を授与しました。

 日々の伝道実践の柱は、巡回講演会です。対象者が原理のみ言で復活する姿を見て“これはいい”と食口の心に火がつき、今では全ての家庭が先を競って実施、毎月200回を越える盛り上がりを見せています。座長役の教会員は自分の家庭に友人・知人や暫く疎遠になっていた教会員、リピーターの受講生を毎回2〜3人をお招きし、名講師による分かり易い“原理講義”の時間と楽しい茶話会を主管します。
 

 はじめは牧会者や教区・教会の教育スタッフが原理講師として各家庭を忙しく巡回していましたが、実施回数が増すにつれ、講師の数が間に合わなくなり、やむなく実践婦人の原理講師を立てざるをえなくなりました。山本教育部長が婦人講師用に創造原理3巻、堕落論2巻、復帰原理3巻の全8巻の初級原理講義案を作成。ある婦人は講義案のデータの入力されたタブレットを持って、またある婦人は講義案のファイルを鞄に入れて、即、実践に移りました。講義力向上のために毎月4回の“講師養成講座”を繰り返し実施し、さらに全体集会での講義演習では教会員の投票による審査をし、優秀者を表彰し激励します。

 今では72人に膨れあがった婦人原理講師の方々は、自ら原理を語ることでそれまでのスタッフ頼みの姿勢から徐々に主体性に目覚め始めて来られました。さらに、「今月は何回やった、何人来てくれた」という“数の把握”から、「この方はどんな方だろう? どうしてあげれば良いのだろうか!?」といった“対象者の把握”へと意識が大きく成長“、自分の「霊の子」は自分でお世話する”という雰囲気も出て来ました。何よりも原理をマスターすることで自らが善悪を分立する力を身につけ、堕落性を克服する術を知り、対象者の和動に喜びを感じ始めました。

 家庭で“氏族メシヤ集会”を定期的に実施しているある実践婦人は、「自分の口で原理を語って 御父母様を証しできることが喜びであり、力の源です。人の永遠の生命に真剣に向き合うことの難しさ、素晴らしさを実感しています。自分自身が生まれ変わってみ言の実体となった分だけ人を喜ばせ、感動させ、幸せにしてあげられるんだと思います」 と、婦人講師の一員として原理講義を実践した喜びの声を寄せて下さいました。

 これらのことから、原理のみ言による人創り、家庭創り、国創りこそ『VISION 2020』の実現のために避けては通れない道だと考えるようになりました。そしてそこから導かれるスローガンは「全食口 原理講師化」ということでした。責任分担に拘わらず婦人も壮年も青年も二世も、教区主催の「講師養成講座」と「原理講義大会」に積極的に参加し、立派な原理講師を目指して貰うよう呼び掛けています。

 ところが、“婦人原理講師システム”は講師自身の成長に大きな効果をもたらし、喜びの心情が伝道対象者に波及するという効果も期待できる一方で、課題も大きいと言えます。講義力の向上に時間がかかり、「婦人の講義では対象者に原理を十分理解してもらえていないのでは?」と不安の声が上がって来たのです。その対策として、牧会者や教区・教会のスタッフが対象者に合わせて1日修、及び2日修でもう一度しっかり教育して行く取り組みも始めました。

 今ひとつの課題は原理の知的教育だけに片寄ることなく、心情的側面からより原理の理解を深めるために、これから構築するシステムとしてひと通り原理を学んだ方に光言社から出版された『はじめての統一原理 訓読教材』を「霊の親」がプレゼントし、霊の親子が一緒に訓読することでより原理の理解を深め、“訓読の習慣化”と“み言の生活実践化”の指導をして行こうということ
になりました。

 これらの取り組みの延長線上にあって、真の父母様が打ち立てられた「訓読生活の伝統」を相続し、ゆくゆくは和歌山県下の43万世帯全てが真のお母様が下賜して下さった「天一国 経典」を毎日訓読する「み言訓読家庭教会」へと展開出来ないものかと思案しています。

 今現在、和歌山教区の教会員全体では精誠条件として毎日訓読生活を実践している家庭が355家庭あり、その中には親子三代で訓読している家庭が25家庭あります。また、定期的に“氏族メシヤ集会”を実施している家庭が5家庭あります。
 これらの活動が、「真の御父母様を誇り愛する」ことだと信じて、私達の家庭が先駆けの“モデル家庭”となって、天一国の人創り、国創り、そして天一国の「訓読文化」を創りあげていきたいと大きな夢を膨らませています。有難うございました。

(文責・和歌山教区長 川原 馨)