9割が親子関係を改善

成和青年済州島7 日親子修練会

  成和青年済州島親子修練会は「真の私を発見し、真の家庭理想を出発しよう」というスローガンのもと、二世青年たちが食口として新しい出発をするために企画され、これまで18 回、約800 人が参加してきました。参加者の2、3 割は大きく転換されて、祝福に向かったり、所属教会を明確にして信仰を持ち、9 割は、親子関係に改善がかなり見られました。

 「宇宙の根本は父子の因縁である」と学んできたように、神との親子関係が正しく結び直されてこそ信仰の出発が可能となります。二世においては、幼少期から築かれてきた親子の関係が、神との親子関係の基礎を築くことが経験から分かってきました。そのため、この修錬会では親子関係を整理することに力を入れ、親子での参加を推奨してきました。その結果、最近では親子で参加されるケースがほとんどで、夫婦親子で参加して来られる事も有ります。

 スタッフも20代の若者から各世代のスタッフが揃い、彼らが作り出す家庭的な雰囲気は、ほかのどの修練会でも感じることができない特別なものとなっています。

 教会と距離をおいている二世たちの表面に現れている現象はさまざまですが、課題の本質は、やはり親子関係である場合がほとんどです。修練会の回数を重ねれば重ねるほど、その確信は深まってきました。そして親子関係が整理され、お互いに歩みよることができれば、大きく転換される奇跡を目の当たりにしてきました。その奇跡の公式は「親が変われば子供も変わる」ということです。そして、それを可能にするようにスケジュールが組み立てられています。

 具体的には、①佐野修副院長による、創造原理を中心に神様の存在、人生の目的、堕落の問題、復帰の摂理など統一原理の基本的な内容、良心、祈りの意義など、信仰生活での心構えを確認。②堀正一教区長(当時家庭教育局副局長)の特別講話のDVD(4時間)では、兄の立場で体験談を交えながら、二世であるがゆえに通過する心情を整理。③多田聡夫家庭教育部長は「家庭力アップ講座」は父母達を中心に、夫婦関係や親子のコミュニケーションのあり方を考え、子女との信頼関係を再構築する道を開く実践内容です。

 親は子女に「教え、行動を変えさせる」ことで心の安心を得ようとする傾向があります。そのことがかえって子供を反発させてしまっています。しかし、子女は「育つ」のであり、そのための環境づくりが大切です。子女を愛してはいるのですが、その愛が届いていないことに気が付き、子女の心の訴えに真摯に耳を傾けるという、信頼残高の積み上げが家族の成長には欠かせません。この期間中に親子関係が改善出来るように個別にも指導しています。

 この間、親子がともにリクリエーション、スポーツ、観光などを楽しむ中で、相互の交流を図り、特に子女たちにとっては、悩みを抱えているのは自分だけではないことが分かり、互いに支えあう二世圏としての関係を出発する良いきっかけとなっています。

 閉講式では、親子の手紙交換を行っています。日頃伝えられない感謝の気持ちを伝えあう事で家族の尊さに気付かされ、参加者全体で涙を流し新たな出発をする事が出来る恵みの場となっています。最初は、すぐにでも帰りたいと言っていた二世達も、宣誓式でそれぞれの目標を天に捧げる姿を見るのは感動的です。最後の手紙交換は、親子ともに涙無くしてはできない、互いへの感謝とまた新しい出発の決意を誓う、神様の懐に抱かれるような時間になっています。

 母親と一緒に参加したある姉妹は「自分たちは祝福の子女なんだ」と、改めて気づかされ、「祝福に向かって頑張ります」と互いに決意をしていました。親子二人の心情交流の時間では、特に子女たちが長年心の隅に抱きながらも、表現できなかった父母への率直な思いをぶつけ、父母は涙でそれを受け止め「本当に御免なさい」と詫びる、済州島ならではの出会いが見られました。 まさに済州島は母の胎中で新しい命が生み出されるように、親子が再創造されて新たな命が与えられる奇跡の島なのです。