人材育成と基台づくりで教会成長

責任者が先頭に立って実践

北千葉教区松戸家庭教会 教会長  小澤 秀幸

松戸家庭教会のモットーは、「教会は人であり、食口は家族である」「人を育てない限りは、発展の道はない」
です。

これを実現するには、何よりも責任者の意識が重要です。山本五十六(旧日本海軍軍人)の名言に「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」とありますが、責任者が率先して食口たちを大切にしようと努めてきました。

教会発展の原動力は、人材育成と基台づくりだと思います。人を育てるには、実践させることが不可欠であり、伝道の前線活動などを通して、常に挑戦する意識を訴えてきました。

また、「できるか、できないか」で悩むのではなく、「やるか、やらないか」であり、「やれば必ずできる」と信じて取り組んでいきました。結果として、私が2014年に松戸家庭教会に赴任してから、教会員数は少しずつですが右肩上がりに増加し、3年8ヵ月間で約4割増えています。

赴任してきた当初、松戸家庭教会には①スタッフ不足②教育ラインが確立していない③教会の環境が整っていない――といった課題がありました。

その対策として、①全食口スタッフ化②全食口前線メンバー化――などに取り組み、食口の主体的信仰の確立と実践教育の充実を目指し、一人ひとりの意識改革を行っていきました。

具体的には、街頭伝道を中心に前線活動の強化を図り、教会長をはじめ、伝道部長や他のスタッフが率先して前線で活動。「いつでも、どこでも、誰にでも!」という方針で伝道を進めた結果、2014年の1年間で105人が受講決定し、食口たちは少しずつ自信を付けていきました。

2015年は、「祝福伝道を中心に基盤づくりと教育」をテーマに、家庭や氏族、友人・知人に天の父母様と真の父母様、教会を正しく証し、祝福に導いていきました。特に、単独では難しい夫復帰や親復帰には全体で取り組みました。

一方、新規向けの讃美礼拝などを充実させる共に、聖歌隊を発足させて神霊に満ちた礼拝を心がけていくと、新しい人が喜んで来教するようになりました。15年は120家庭(既成24組、霊肉96組)が祝福を授かっています。

2016年は、それまで伝道され祝福を受けた人々を定着させるため、「基台の編成と基盤づくり」(家庭教会活動)を進めました。具体的には、教会員の居住地ごとに改めて地域割りをして基台を再編成し、地域に密着した活動を推進。基台長・区域長を中心に、家庭礼拝・集会の定着を図り、そこに新規や再復帰の人々を連結させていきました。

その歩みの上に、2017年は「家庭教会安着と地域基盤造成」を目標に掲げ、家庭礼拝と家庭集会を継続的に行っています。現在、33の家庭教会があり、毎週・毎日どこかで家庭礼拝・集会が行われています。

一方、松戸家庭教会と隣りの柏家庭教会の食口のうち、野田・流山地域のメンバーが教会の枠を超えて協力し、講演会や集会などを開催。今年1月には、1基台(松戸10家庭、柏20家庭)だけで120人大会を行い、国会議員や地方議員が出席しました。

これからも松戸家庭教会は、いつも摂理の時と方向性に合わせ、本部からの方針を現場に合った形で展開し、“継続は力なり”の精神で、結果が出るまで地道に努力していきます。(談)