教区・教会の主体的取り組みがカギ

3種類のブライダルで成果—第2地区

第2地区(東北)は非常に広大なエリアで、修練会に参加するため移動するだけでも大変です。二世・青年圏は進学・就職等で都会に出て行く傾向にあり、このような環境下で祝福を推進していくためには、教区をより強化し、教区が中心になって進めるという主人意識を高めていくことが不可欠です。

東洋経済オンライン(2017年4月28日付)に掲載された都道府県別の「未婚率上昇率」に関する記事によると、「初婚同士の婚姻数」を2015年と1980年で比較したところ、減少幅の大きかった“ワースト4”は第2地区の4県(秋田38.4%、青森44.9%、岩手49.3%、山形50.1%)でした。非常にショッキングなデータですが、だからこそニーズがある、弱みが逆に強みになるはずだと考えています。

前回の第2次120日路程において、二世圏祝福は祝福二世48人、ブライダル60人の合計108人という結果で、全国3位でした。祝福二世よりもブライダルが多いのは、より大きな目標を達成していくため、祝福二世を主軸にしながらも、神氏族メシヤ活動の一環として、氏族圏の一世に積極的に働きかけを行っていった結果です。

第2地区の外的に厳しい環境を有利なものに転換していくため、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長が強調される「疎通と共有」「集団知性」の一環として、今年から地区長と地区渉外部長、地区伝道・家庭教育部長の3人が各教区を巡回し、1Dayセミナーを行っています。

セミナーでは、二世圏祝福の取り組み状況や課題について、教会ごとに牧会者が発表。地区にとっては現場の状況が把握でき、現場も地区で検討した内容の報告を受ける機会となっています。参加した基台長・区域長にも「教区内の各教会の取り組みがよく分かる」と好評で、担当者の意識が高まり、推進力アップにつながっています。

一方、家庭連合時代にマッチした祝福推進の取り組みとして、第2地区では、①森ブライダル②プロポーズ・フォー・ブレッシング(PFB)③インターネット・ブライダル――の3種類を用意しています。いずれも父母が頑張っているけれども結婚できない氏族圏の二世などが対象です。

「森ブライダル」は、約15年にわたって仲人として実績を上げてきた森早苗夫人が、プロの目で親と面談をしたり、親や子供の動機を正していきます。条件が合えば、森夫人が独自の候補者リストの中から相手を紹介します。お金をかけた大規模なイベントができないところでも、教会がしっかり取り組んでいけば信仰二世の祝福などで効果的です。第2地区では5年ほど前から地道に進めてきましたが、今後さらに拡大して推進していく方針です。

「地区インターネット・ブライダル」は2016年4月にスタート。現在の登録者は男性28人、女性14人とまだまだ少ないですが、地区内の6教区の家庭部長が責任を持って各メンバーの状況を把握し、毎月1回それらを持ち寄ってインターネット会議を行い、情報を共有しながら取り組んでいます。

3種類のブライダルを用意することで、一つが難しくとも他の二つのブライダルに連結し、結ばれていくカップルも出てくるなど、確実に効果が上がっています。

第2地区は、これまで2日修練会を42回開催してきました。広大な第2地区で修練会のため集まるのは大変なのですが、こだわりをもって継続してきました。

参加対象は、夫婦、親子、新規ゲストのほか、特にブライダルを通じて祝福を受けた人を必ず2日修に連結する取り組みをしている教会もあります。2日修で教育されることで教会につながり、食口になっていく可能性が高まります。

これまで二世・青年メンバー128人が2日修に参加しました。通常の青年部につながることのできない、あるいは教会は敷居が高いと感じている二世・青年たちが、「父母と一緒なら」ということで修練会に参加し、その後に祝福修練会等につながるケースもあります。さらには、2日修から1泊2日の地区親子セミナーにつながり、参加した新規の二世が親子で涙を流して感動するなど、大きな効果を上げています。

地区と教区が一つになりながら、第2地区の厳しい環境をプラスに転換するにはどうすればいいか、各教区・教会でも主体的に考えて取り組んでいく力を付けることがカギになってくると思います。

(第2地区 伝道・家庭教育部長 平田康祐)