「秋夕節特別晩餐会」に日韓米の公職者1000人が参加

“76億人類は天の父母様の子女”

韓国最大の名節の一つ「秋チュソク夕」(天暦8月15日)を迎えた9月24日夕、天宙清平修錬苑で「天地人真の父母様招請 秋夕節特別晩餐会」が開かれ、23日まで行われた特別3日修錬会に参加した日本の牧会者のほか、韓国や米国の責任者などおよそ1000人が参加しました。

晩餐会では、真の父母様(文鮮明師・韓鶴子総裁ご夫妻)への花束奉呈のあと、全世界の食口を代表し、李基誠・神韓国家庭連合会長、徳野英治・神日本家庭連合会長、金起勲・北米大陸会長が真のお母様に礼物を奉呈しました。

続いて、真のお母様(韓鶴子総裁)がみ言を語られ、「韓国は、農耕文化として、特に天を敬い、1年の豊かな実りを結ぶように祈り、精誠を捧げる美しい風習をもっている民族です。この宇宙に主人がいらっしゃるということです。その主人のみ意のままに生きていくべき人類であるのに、今日の人類は、自由と平和を求めてきましたが、それらを得ることはできませんでした」と強調。

そのうえでお母様は「宇宙の主人であられる創造主、神様、天の父母様に侍る立場においてこそ、自由と平等、平和があり得るのです。中心に天の父母様に侍る76億の人類が、天の父母様の前に子女として立つその日に向かって、私たちが行く道は忙しいのです。きょうここに集まった韓日米の祝福家庭の皆さん、責任を果たさなければなりません。この豊かな季節に、天の福をたくさん受ける祝福家庭の皆さんになることを切に願います」と語られました。

続いて、李基誠会長が報告祈祷を行い、「秋夕に(先祖を迎える)祭礼を行い、故郷を訪ねて行く伝統は、真の父母様を迎えて故郷を訪ねて行く訓練でした。忠孝烈の道理を探し立てる真の父母様を迎えるための心情的な基台だったのです」と秋夕の摂理的な意義を述べたうえで、「夜ごとに月を見られながら、真のお父様との深い対話をされるその意味が少しは分かります。いま私たちも月を見ながら、真の父母様と一つになって前進いたしますので、聖寿無彊なさってください」と祈念しました。

引き続き、尹鍈鎬・世界本部事務総長の司会で、日本・韓国・米国の代表による歌のコンテストが行われました。

第1部では、鮮鶴UP大学院の学生30人が、「あかとんぼ」や「丹心歌」など真の父母様の愛唱歌を心情深く歌い上げたあと、神日本家庭連合の代表27人が歌とダンスで「無条件」の迫力あるパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げました。また、世界平和女性連合、神韓国家庭連合、韓国CARP・YSP(世界平和青年学生連合)合同チーム、天宙清平修錬苑の代表がそれぞれ、歌や演奏の熱いステージを繰り広げました。

晩餐に続く第2部では、残りの5チームが競演。韓国のHJマグノリア財団(旧統一財団)の代表による歌とバンド演奏を皮切りに、天正宮博物館本部メンバーによるコント「天一国の聖霊と共に」や神アメリカ家庭連合チームによる合唱、韓国・第2地区の「孝情特攻隊」によるコミカルな歌とダンスなどのパフォーマンスが披露されました。“トリ”を務めたのは神日本第4地区愛媛教区の聖歌隊「天声」で、「愛を探して、人生を探して」(韓国語)など2 曲を爽やかな歌声で披露し、会場から盛大な拍手を浴びました。

3時間にわたって行われたコンテストの結果、最優秀の「真の父母賞」は、「無条件」の歌とダンスを披露した神日本家庭連合チームが受賞。「金賞」は神韓国家庭連合チーム、「銀賞」は天正宮博物館本部チーム、「銅賞」は愛媛教区聖歌隊「天声」が獲得しました。受賞者にはそれぞれ、記念品が贈られました。

最後に、金起勲北米大陸会長のリードで億万歳三唱を行い、晩餐会は閉会しました。

真のお母様とともに秋夕の月見

晩餐会のあと、参加者たちは清心平和ワールドセンター前の広場に移動し、真のお母様とともに秋夕の月見を行いました。

天正宮博物館の上に輝く見事な満月の下、真のお母様の願いを受け、真の家庭のお孫様のほか、韓日米の公職者たちが、真の父母様の愛唱歌を代わる代わる披露しながら、楽しいひと時を過ごしました。

フィナーレでは花火が打ち上げられ、HJ天苑の夜空が美しく彩られるのを眺めながら、参加者たちは孝情の光を世の中に伝播していく“主人公”となっていくことを胸深く誓いました。