真の父母様特別集会における真のお母様のみ言

真の父母様の顕現を70 億人類に伝播しよう!

2015 年10 月24 日 天宙清平修錬苑 天城旺臨宮殿

5-6men012015 年10 月23 ~ 25 日の3 日間、「2015 秋季清平特別大役事」が韓国・天宙清平修錬苑で69 カ国から延べ約2万 2 千人の食口が参加して行われました。以下のみ言は10 月24 日、真のお母様が「真の父母様特別集会」で語られた内容を翻訳し、要点を整理したものです。

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会えて嬉しいです。先ほど映像で見た、「うどんげの花」、この奇跡の花が、本郷苑の横にある畑のミニトマトの上に咲きました。それが10 月4 日に咲いたのを見つけたのです。今もまだ、元気に咲いています。皆さんに、そして人類に、愛の恵みを下さろうとする天の父母様の愛が感じられるでしょう。

きょうの私の話に題名をつけるとすれば、「宇宙の根本を探して」、本郷で真の父母と共に暮らしたい、です。外的な世の中で起こっている出来事からは、希望を見出すことができません。今この瞬間も、世界の至る所で飢餓、天災地変、宗教紛争、思想の争いによって、多くの命が失われています。このことを考えれば、皆さん一人ひとり、一家庭一家庭が貴いのです。この祝福を、皆さんだけが享受していてはいけません。

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人間は、創造主である神様が計画された摂理の垣根の中に入ってこなければなりません。それはどういうことでしょうか。キリスト教は、神様と人間の関係を、父子関係として語りました。「父なる神様」と言ったのです。父母と子女として、同じ血統にならなければならないのですが、堕落したというのは、血統が変わったということです。ですから、天の側に戻るためには、蕩減を払わなければなりません。

困難な中、4000 年という期間を通して一つの家庭から出発して、選民として育ててきたのが、イスラエル民族でした。イスラエル民族が4000 年という長い歳月をかけて登場するための天の苦労は、到底、言い表すことができません。そうして、イスラエル民族が国家形態を備えることができる時になって、神様は「メシヤを送る」と言われました。

このようにして、メシヤが来たのです。神様は、(メシヤのことを)「独り子」と言われました。この堕落した世の中には多くの人間がいますが、御自身が対することのできる唯一の息子であると語られたのです。独り子です。そうであれば、堕落した人類はこの独り子に侍らなければならないのですが、どのようになったでしょうか。準備されたイスラエル民族、ユダヤ教、イエス様の周りにいた人々、マリヤまでが、責任を果たしましたか、果たせませんでしたか。

(果たせなかったので、)イエス様は十字架にかかって亡くならざるを得ませんでした。亡くなる時に、(イエス様は)何と言われましたか。「再び来る」と言われました。再び来て、何をすると言われたのですか。「小羊の宴をする」と言われました。結婚するということです。神様の願いであり、人類の願いは、人類の真の父母を迎えることです。そうしてこそ、サタン圏に落ちた人間が、天の側に重生し、復活することができるのです。しかし、その機会を逃してしまいました。

それでも、全知全能の神様は、ただ待つことはできません。キリスト教の2000 年歴史は、聖霊の復活、聖霊の役事によって導かれてきた歴史です。それは、独り娘を探し出すための基盤だったことを知らなければなりません。

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なぜ、この国が、韓半島、韓国という名をもったのでしょうか。韓国の歴史には、高句麗という輝かしい歴史があります。その次に建国された高麗は、「高句麗」から文字を取って、「高麗」としたのです。李氏朝鮮は、「古朝鮮」から文字を取って、「朝鮮」と名付けました。韓国の歴史において、輝かしい文明の時代があったというのです。

しかし、天の摂理として、独り娘を探し求める摂理があったというのです。4000 年間、イスラエル民族を通して独り子を誕生させた天が、独り娘は準備しなかったということがあるでしょうか。イエス様が亡くなる前、紀元前400 年から800 年の間に、東夷民族という人々がいました。東夷民族というのを知っていますか。東夷民族は、中国とは少し違います。東夷民族による韓氏王国がありました。輝かしい王国があったのです。そのことが『詩経』に出てくるのですが、その王朝が、衛満に滅ぼされて、海を渡りました。それが、韓半島と日本に広がったという話です。

この話が重要なのではありません。天が、最後となる再臨のメシヤ、真の父母を、後れて乱れた国に誕生させることができるでしょうか。サタン圏に対して、文化民族として堂々と誇ることのできる民族や国を探し求めてこられたのではないでしょうか。そのような点で、結論的に言えば、韓半島は再臨のメシヤ、独り娘を誕生させた国家であるため(拍手)、すべての宗教は、根本である天の父母様を父母として侍る立場にまで進まなければなりません。この世の中に現れた宗教の中で、(そのような立場にあるのは)「世界平和統一家庭連合」、「統一教会」しかありません。

この驚くべき天の摂理歴史、6000 年の蕩減復帰摂理歴史が、真の父母によって完成しました。そうして、真の父母によって新しい時代が開かれました。それが天一国です。知っているでしょう。(拍手) しかし、真の父母様の在世時に、このように人類が待ちこがれ、天の父母様が待ち望んだ中心は現れたのですが、この真の父母を知らない70 億の人類が(いまだに)い
るのは、私たちの責任ではないでしょうか。そうですか、そうではありませんか。

どうしなければなりませんか。皆さんが叫び、知らせなければなりません。真の父母様の顕現を、世の中に知らせなければならないのです。寂しく死にゆく、かわいそうな生命を助けてあげなければならないでしょう。真の父母のことを知らないまま死ねば、あの世に行っても、難しいのです。子孫に蕩減を残すということです。ですから、知っている人が、どのようにしなければなりませんか。皆さん全員が、全力投球しなければならないでしょう。

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本当に面白いのです。この韓半島は、天が選ばざるを得ない国です。今、外的に、政治的に、多くの困難があります。この民族は、中心を知らなければなりません。地図を見ると、この清平は、人体で言えば子宮に当たります。本当に、興味深くありませんか。子宮は、新しい生命を宿す所です。清平は、堕落した人類である野生のオリーブを、真のオリーブにつくり変える所です。そうですか、そうではありませんか。世界のすべての人々が、この清平に押し寄せなければなりません。そうして、新しい生命を救わなければならないのです。真の父母によって、です。ある一個人によってではなく、真の父母によって、摂理が成し遂げられることを知らなければなりません。

私たちの永遠なる本郷はどこでしょうか。真の父母様がいらっしゃる所、そこで、真の父母様と共に暮らしたいというのが、私たちの願いではありませんか。ですから、天も、お父様も、「うどんげの花」のような、3000 年に一度咲くというその実体、実物を、私たちに見せてくださったのです。私たちだけが、真実を知っています。私たちだけが、天の摂理を知っているので
す。

それゆえ、私たちは明らかにしなければなりません。知らせなければなりません。どのような方法を使っても、「真の父母を知らなかった」と言う人がいないようにしなければなりません。そのようにしてこそ、のちに、皆さんが讒訴を受けないのです。ですから、皆さんは一生懸命、氏族メシヤ(の使命)を完成して、国家復帰をしなければなりません。