“孝情”の光、全世界の希望となれ

「Japan TOP GUN College」について竹内啓晃青年学生局長に聞く

2月16日から25日まで、韓国・清平で「真の父母様主管HJ天苑特別修練 Japan TOP GUN College」(JTGC)が開催され、日本の大学生圏のメンバー約1200人が参加しました。竹内啓晃青年学生局長に今回の修練会の目的などについて語ってもらいました。

――JTGC が開催されるようになった背景は?
真の父母様が未来人材育成に大きな期待と関心を寄せて下さっていることこそ大きな背景ではありますが、日本においては、特に中高大学生圏の二世がピークを迎えています。出生ベースでは、高校生から大学生にかけての年代で、1学年2000~3000人に上っています。この世代の二世圏に対する取り組みが日本統一運動の未来を左右するという位の深刻な認識の中で開催されました。

――「真の父母様主管」の修練会でした。
HJ天苑、まさに真の父母様の愛に包まれる環境圏で修練会が開催されました。開会式では、父母様を代身して文善進世界会長ご夫妻をお迎えしました。質疑応答を通して、私たちが「孝情」をどのように体恤していかなければならないかについて、ご自身の歩みを例にとりながら率直に愛を持って指導して下さいました。私たちの先を歩み、真の父母様に対する孝情を立てておられる善進様ご夫妻と一つになることができた開会式を通じて、「真の父母様主管」であることを皆が理解しながら出発することができました。

――修練会ではどんなことを目標としましたか?
具体的には、「孝情の体恤」と「良心革命」を目指しました。私たちが内的に立てるべき信仰の柱が「孝情の体恤」です。天の父母様の夢を果たそうとしてこられた真の父母様の願いと事情と心情を知り、それを体恤し、真の父母様の親孝行の伝統を相続していくことです。

修練会の前半、修練生たちは真の子女様の講話をはじめ、真の父母様の生涯路程の講義、生涯路程をなぞる讃美礼拝、真の父母様の血と汗と涙がしみ込んだ聖地を巡礼し、真の父母様が天の夢を成すためにどのように身悶えしていかれたのかを深く悟っていきました。

そうした土台の上で修練会の後半では、自らの良心を啓発して良心革命を起こし、自分たちが持っている内容を大学や地域社会の中でどのように実現していくのかを具体的に語り合い、目標を立てていきました。

――JTGC 修了者に期待することは?
JTGC を通過した大学生たちは、全体の代表として真の父母様から多くの愛を受け、孝情を体恤した立場です。まずは、同じ大学生圏に対して、学んだ内容を日々の信仰生活において実体で見せることのできる一人ひとりになってほしいです。

彼らが大学生のリーダーとして、高校生など後輩たちの良き兄・姉の立場に立ち、彼らの道しるべとなる。後輩たちは、先輩を追いかけながら、その先に真の父母様が見え、さらにその先に天の父母様の夢が見える――。孝情を体恤したリーダーとして、これからも主体的に歩んでいくことを願っています。

最後に、「孝情」正しく学び、体恤し、親孝行していくためには親の願いと事情と心情に対する理解が不可欠です。そのためにも、やはり父母様の語られる言語、韓国語の習得が重要であるということを強く感じました。

言葉の奥にある、心情世界を感じ取って差し上げることのできる孝子、孝女となることを目指して共に前進して参りましょう。