「第5回日本トップガン修練会」開催

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今回で5 回目となる「VISION 2020 日本トップガン修練会」が、10 月31 日から11 月20 日までの21 日間、千葉中央修練所(千葉市)で開催されました。今回の修練会には、牧会者9 人(韓国人6 人、日本人3 人)、成和青年部長13 人、CARP スタッフ8 人、その他の教会スタッフを合わせて全国から45 人が参加、年齢や役職を超えて活発な交流ができる貴重な機会となりました。11 月30 日には、真のお母様の主管の下、韓国・清平の天正宮博物館で初となる日韓のトップガン修練会合同の修了式が行われました。

5-7men10-resize 今回の日本トップガン修練会もこれまでと同様、「真の父母様の伝統を相続し、新しい時代を切り拓く摂理の主役になろう!」とのスローガンを掲げ、“真の父母観”の確立と次世代のリーダー育成を主要なテーマとした教育プログラムに加え、修練生による様々なディスカッションが行われました。

修練生は毎朝6 時に起床し、掃除、体操を行った後、天一国経典『天聖経』を訓読。午前と午後のプログラムを実施後、午後8 時から再び『天聖経』の訓読、祈祷会を行い、その日の感想文を書いて午後11 時には就寝というのが基本的な日課でした。修練会の主なプログラムは以下の通り。

・原理講義(中村惣一郎 千葉中央修練所所長、4 日間)
・真の父母様の生涯路程(可知雅之 特別巡回師、2 日間)
・先輩家庭の証し(櫻井節子夫人、柴沼邦彦先生、横井捷子夫人)
・高田馬場・早稲田聖所巡礼

5-7men07-resize 10 月31 日の開会式では、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長が「天一国実体化のためのVISION 2020 戦略」と題して、約2 時間の力強いメッセージを贈りました。
宋総会長は、“救国救世”を中心的なテーマに、リーダー像やリーダーシップについて言及。また「7 大運営指標」や「5大希望プロジェクト」などを改めて解説しながら、具体的で明確な戦略案を訴えました。修練生の多くがVISION 2020 に対する考えが整理され、大きな希望を感じました。

修練会の後半には、班別や各自が関心のあるテーマごとに集まってディスカッションを行い、全体の前で発表、問題意識や解決策などを共有しました。今回は、統一原理への導入を20分間で行うためのプレゼンテーションの考案や「家庭連合時代に求められる変化」のほか、「中高生の連結」、「大学生の活性化」、「青年伝道や祝福推進」、「二世青年の連結」などについて白熱した議論が展開されました。一部の修練生の感想をご紹介します。

5-7men11-resize 今まで自分が経験した修練会の中で、一番充実した最高級の修練会だったと思います。何より参加した皆さんがトップガンのメンバーとして、真のお母様に親孝行したい心情が感じられ、全員が自ら率先して食事当番や奉仕をしていたし、祈祷会での「家庭盟誓」の唱和や『天聖経』を訓読する声が、全体で一人の声のように聞こえて感動しました。皆が自らリーダーシップを発揮しようとする姿にも、家庭連合の未来に希望を感じました。(南北海道教区長 朴洸烈)

真のお母様が呼んで下さったという感覚を強く覚え、修練会中は常に真のお母様が近くにおられる感覚がありました。そのような中で、全く新しい次元でみ言の偉大さを知ることが出来ました。トップガン修練生として恵みを受けて良かったという次元ではなく、具体的にVISION 2020 勝利のため、救国救世のため、本気でみ旨を果たしていきます。(足立教会成和青年部長 樋口秀樹)

初となる日韓合同の修了式

5-7men01-resize 11 月30 日午前11 時から、天正宮博物館の宴会場で、真のお母様をお迎えし、日韓合同でトップガン修練会修了式が挙行。日本の第5 期トップガン修練生45 人と韓国の第2 期トップガン修練生56 人の計101 人が集い、それぞれの代表者が修練会の経過報告や証しを行いました。

午餐会では、真のお母様が考案された「ヘブンG バーガー」が振る舞われた後、日韓双方の修練生がそれぞれ歌とダンスを披露。お母様は笑顔でご覧になられました。
お母様は「天一国、定着ですか? 安着ですか?」と問い掛けながら、「皆さんが今日決意したこと、私に見せてくれた皆さんの意志と決心を必ず成し遂げて、神様と真の父母様と全人類が安住することが出来るその日に向かって前進しましょう!」と修練生たちを鼓舞されました。
5-7men05-resize 午餐会で日本のトップガン修練生が披露したのは、「사명(使命)」、「무조건(無条件)」、「사랑찾아 인생을찾아(愛を探し、人生を探し)」の3 曲で、それぞれ歌詞の一部を替えて合唱しました。中でも「사명」の歌詞には、宋総会長をはじめ、修練生にとっても印象深いメッセージが込められていました。その一部をご紹介します。

お父様、私を送って下さい。私は走って行きます。
命も惜しくありません。私を送って下さい。
世が私を嫌っても、私は愛します。
世を救った十字架、私も背負います。
命を落とすまで私を愛したあなた。
この未熟な私を受け止めて下さい。
私も愛します。

第5期トップガン修練会が無事修了し、日本全国で歩むトップガン修練生は200 人を超えました(トップガン修練会は来年以降も開催される予定)。VISION 2020 の成就、そして救国救世の原動力として、トップガン修練生のさらなる活躍が期待されます。