「真の家庭の価値運動20 周年記式」における真のお母様のみ言

5-6men01s-resized 以下のみ言は、12 月12 日、米国・ラスベガスの国際平和教育院(IPEC)で行われた「真の家庭の価値運動20 周年記念式」で、真のお母様が語られた内容を翻訳し、整理したものです。

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私に会いたかったですか?(はい)照明が強すぎるので、サングラスをかけます。

毎年12 月、特にキリスト教の基盤であるアメリカでクリスマスをどのように考えているのかとても気になります。皆さんに一つお伺いします。準備された周辺の人々が責任を果たせないことによって、イエス様はやむなく十字架にかからざるを得ないことを悟られ、弟子たちを集めて「最後の晩餐」を開かれましたね?その時のメニューが何だったでしょうか?ここにいらっしゃる有名な牧師たちはご存知でしょうか?

15 世紀にレオナルド・ダ・ビンチが「最後の晩餐」を描いたのですが、その後、長き歳月の中で、それがかなり破損しました。それを20 年もかけて修復したのですが、「最後の晩餐」のメニューが何であったかを見ると、結論は魚料理でした。ローマ時代にクリスチャンたちが迫害を受けながら暗号で書かれたものが魚でしょう?それをたくさん表現しました。文明の発達を見ても魚が多くの貢献をしました。
それでは、私たちは聖書にあるイエス様の奇跡の内の一つである「五餅二魚(5 つのパンと2 匹の魚を増やし、5 千人のおなかを満たしたというキリストの奇跡)」(マタイ14 章19 ~21 節)についてもう一度(考えて見ましょう)。どのようにして、(5 つのパンと)2 匹の魚で5 千人が食べたのでしょうか?

中東地域は夏が長いでしょう。川や海で捕まえた魚はすぐに食べなければ腐ってしまいます。(それで)何の技術が発達したでしょうか?塩蔵技術です!その時、イエス様が使われた2匹の魚は塩蔵魚であったのです。塩漬けの魚であったということができます。これをキリスト教文化圏でどのように説明をしていたのかは分かりませんが、(そう考えることが)可能です。そうでしょう?塩に漬けた魚はひとかけらだけでも複数の人々が食べることができるでしょう?

真実を知るべき時

このように考えてみる時、真実を明かにする時になりました。今日のキリスト教文化圏が再臨のメシヤを待ってきましたが、その方が来て何をするのかは分かりませんでした。ただ信じてついて行けば天国に行くと、簡単に(考えていたのです)。韓国のことわざに「スイカの皮をなめる」というものがあります。
夏にスイカの皮だけをなめていては、そのさわやかな味を知ることができません。割ってみなければなりません。今のキリスト教文化圏は(スイカを)割る、真実を知ろうとするそのような進展がありませんでした。

聖母マリヤをみても、霊的な役事によりイエス様を懐妊した立場でしたが、その時、その周辺の環境は、(そのことを)明かすことが本当に難しい環境であったということを皆さんは、聖書を通して知っているでしょう。しかし、イエス様が33 年の生涯路程を経るまで、マリヤが母としての責任を果たせましたか、果たせませんでしたか?どうして、独り子イエス・キリストとしてこられたイエス様が、33 歳になるまで(結婚できず)一人で辛い人生を歩みながら、亡くなられるしかなかったのでしょうか?本当に気がふさがるような悲しい話です。

クリスマスを考えてみても、本来(12 月25 日は)イエス様の誕生日ではありません。どうして、多くの歳月を経ながらも、一言でも真実を明かすことのできる人がいなかったのでしょうか? 余りにも残念なことです。そのように、天の夢があり、願いがあったのに…。個人から家庭、氏族、民族まで導いてこられるまで、いかに難しいとしても、なぜ4000 年もかかったでしょうか? その4000 年が33 年で再び水泡に帰すしかなかったとき、天の父母様の心情はいかばかりだったでしょうか? イエス様ご自身はどうだったでしょうか? 父母の前に孝行できなかった、孝子の立場に立つことができなかったことがどれだけ辛かったでしょうか? 皆さん、想像できますか?内なる事情を知らないまま、「スイカの皮をなめる」ような信仰をしてきたのが2000 年のキリスト教歴史です。

今日の皆さんは、違わなければなりません。皆さんは真の父母に出会いました。真の父母から祝福を受けました。皆さんは、野生のオリーブの木ではなく、真のオリーブの木です。この言葉は、皆さんはサタンと関係のない立場にいるということです。それならば、皆さんは自分だけがそのような立場にいても良いのでしょうか?天の父母様の願い、真の父母様の願いは、70億人類を天の父母様の子女として祝福してあげようというものです。分かりましたか?この真実を知るならば、今日の人類がどのようになるでしょうか?一つに集まるでしょう。そのようになれば、自動的に一つの世界、地上天国はなすことができます。分かりましたか?(はい)

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祝福家庭としての使命

ところで、祝福された皆さん、先に召命を受けた牧師たちには責任があります。この責任は真の父母様が代わりにしてあげることができません。皆さんがしなくてはなりません。真の父母様がすべて見せてあげ、実践して勝利的基盤を築いてくださったので、皆さんはそのままそれに従って責任を果たせばよいのです。

今日、全世界的に起こっている多くの事件、天災地変――。知っている私たちが克服していけるよう教育しなければなりません。そのため、韓国でも、日本でも、アメリカでも、一つとなってこの問題を解決していくことのできる教育を続けていくのが、氏族メシヤの責任であるということを重ねて言います。(真の父母を)知らせなければなりません。真の父母と同時代圏を生きているにもかかわらず、知らなかったという人がいてはなりません。そうしてこそ、皆さんも永遠の世界において自由を享受することができます。

ここに今日、1200 人ほどが集まったといいますが、この人たちがきょう決心して、神氏族メシヤの責任である430 双を皆完遂したならば、どのようになるでしょうか?この国がどのようになるでしょうか?この国に天の父母様がかけられた大きな夢があったでしょう。しかし、200 余年の歳月を経て、その精誠は乏しいものとなってしまいました。

先ほどもみ言で、神様がこの国にこれ以上希望を持つことができないので、去るしかないというみ言がありましたね?けれども、真の父母様はこの民族を再び悟らせて、神様が祝福された本来の責任を果たすこの国、世界を抱くことのできるこの国となるように願いながら、ここで一生の半分以上の間、精誠を注がれたのです。しかし、(この国は)多くの過ちを犯しました。いまだにキリスト教基盤においては再臨のメシヤを待ち続けており、すでに再臨のメシヤが来られ、真の父母として摂理の一ページをめくったのに、旧約、新約時代の生活を送っているのが、今日のキリスト教の現実です。

父母様と共に人類の願いを果たそう

私たちは21 世紀を生きているこの時代において変わらなければなりません。先ほども言いましたが、終末には真が現れなければなりません。真実が現れなければなりません。天の父母様と真の父母様の願いが人類の願いであるのにもかかわらず、そこに躓きの石となる無知なる宗教者や、民族がいてはいけません。彼らを教育しなければなりません。そのことが今日、真の父母様が皆さんに今一度強調し、懇切に願うことです。特に、12 月はイエス様の生涯について多くのことを考えるようになりますが、今日の皆さんは、イエス様の時代において人々が責任を果たせなかったことを蕩減復帰して、勝利した位置に立つべき立場です。それが今日、この国のACLC を主導している中心牧師たちの責任であることを、今一度肝に銘じてくださることを願います。

それゆえ、私は2020 年までに、人類の前に永遠な聖地となることのできる清平に何を作るといいましたか?「天地鮮鶴苑」をつくります。皆さんが、この時代に真の父母様と共にしたというその実績を、未来の人類の前に見せてあげることのできる環境を作ろうと思います。

そのように考えると、毎日毎日の生活が感謝です。幸せです。体は疲れていても、私(真の父母)によって天の父母様の願い、人類の願いをなしてあげる事のできる環境圏を作り出すことができる。皆さん、皆さんも私(真の父母)と共に同参しますか?皆さんの苦労と責任が、その日を早める日々になることをもう一度お願い致します。