善なる地上天国創建の決意、新たに

「真の父母様御聖婚56 周年記念式」を挙行

1-2men01天暦3 月16 日(陽暦4 月22 日)夕方、韓国・清平の天正宮博物館の中庭で「天地人真の父母様御聖婚56 周年記念式」が盛大に挙行され、韓国内外から約800 人が参席しました。日本からは宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長ご夫妻と徳野英治会長ご夫妻をはじめ、先輩家庭、元宣教師など約260 人が参加。御聖婚式の摂理史的な意義を振り返るとともに、真のお母様の愛と犠牲の上にもたらされた「聖物」を授かりながら、祝福家庭としてもう一度悔い改め、生まれ変わってVISION2020 の勝利に向けて再出発する貴い時間となりました。記念式の模様は、インターネットを通じて全世界に生中継されました。

御聖婚の天宙史的な価値を確認

1-2men02真のお母様は、VISION2020 に向けての7 年路程の最初の3 年路程を、侍墓精誠生活と天宙聖和3 周年の勝利を通して天の前に奉献。その上で、2020年までの「希望の4 年」の1 年目を迎えるにあたり、真の父母様の御聖誕とともに、御聖婚記念日の天宙史的な意味と価値を改めて強調され、今回の式典が開催される運びとなりました。

記念式は、宋総会長の心情的かつ力強い報告祈祷の後、「真の愛、真の生命、真の血統、新時代の起源真の父母様」と題する記念映像を上映。真の父母様の御聖婚式に至るまでの経緯や摂理歴史におけるその価値をドキュメンタリー形式で紹介しました。

続いて、世界中から集まった参加者の感謝と喜びの拍手に迎えられ、真のお母様がご入場。花束贈呈、ケーキカットの後、韓日米の代表指導者から礼物がお母様に贈呈されました。

引き続き、文妍娥・世界平和女性連合会長が歓迎の辞で、真のお母様が今回の記念式に先立ち、深刻な立場で特別の精誠を捧げてこられたことを証しされました。

1-2men03韓国の元老食口の証し、祝詩の朗読、祝歌に続いて、真のお母様が「天一国聖物」(聖酒、聖燭、聖塩、聖土)を13 人の大陸会長に下賜されました。これについて趙誠一世界本部長は、「(聖物を通して)真の父母様が祝福家庭を再び許してくださり、もう一度抱いてくださるためには、私たちが想像できないほどの愛の十字架を越えなければなりません」と指摘。「全祝福家庭は真の父母様の心情を相続し、天一国の安着とVISION2020 の勝利を天の前に奉献することを決意しましょう」と訴えました。

一方、真のお母様は聖物下賜の後にみ言を語られ、「天の父母様の夢、人類の夢は真の父母様です。真の父母様によってのみ(人類が直面する困難な)問題がすべて解決されるのです」と強調。「だから先に導かれた皆さんが、見せてあげ、教えてあげなければなりません。世の中の前に堂々と、人類の願いである真の父母様が来られたことを伝えなければなりません」と語られました。

最後に、お母様は「私たちが精誠を尽くして人類の前に善なる地上天国の姿を現していかなければなりません。それに同参する皆さんになって欲しいという思いを込めて、(乾杯の音頭)『勝利提議』を唱えます」と語られた上で、「天の父母様と私たちの夢を、勝利、勝利、勝利」と乾杯のご発声。それに合わせて、参加者全員がグラスを掲げながら「勝利」を3 回唱えました。

3-4men07後半のエンターテインメントでは、まず韓国で有名な男性歌手が真のお母様のお好きな「愛を探して、人生を探して」「愛の花」などを熱唱。また、リトルエンジェルス芸術団の華麗な舞と洗練された歌や、警護チームで構成される「アップル・ヘブン」の味わい深い楽曲が披露されました。日本からは、宮城教区の壮年合唱団が「み旨の応援歌」と「ムジョッコン(無条件)」の2 曲を力強い歌声と激しいダンスを交えて披露し、会場を大いに盛り上げました。

フィナーレでは、参加者の歓喜の拍手に包まれながら、真のお母様がご登壇。お母様が「サランヘ(父母様)」を会場の参加者とともに歌い終わられると同時に、正面ステージの背後からごう音を響かせて数十発の花火が打ち上げられ、御聖婚記念日の夜空に光のページェントが
繰り広げられました。

3-4men08最後に、金起勲米国大陸会長のリードで億万歳四唱を行い、赤色の花火が夜空を鮮やかに彩る中、3 時間半に及んだ記念式は幕を閉じました。

日本人集会、宣教師集会を開催

記念式に先立つ22 日午前、清平郊外の宿泊施設で「宣教師集会」が行われ、真の父母様の願いを受け1990年代半ばから母の国・日本の宣教師として世界各地で活躍した42 人が参加し、宋龍天総会長ご夫妻と徳野会長から慰労と激励の言葉を受けました。宋総会長は元宣教師たちに対し、「天の祝福を受け日本教会は『家庭連合』という新たな名称で出発しました。(海外での経験を生かしながら)『祝福広報大使』として救国救世運動の旗手として歩んでください」と呼び掛けました。

また同日午後は、清心ビレッジに記念式参加のため日本から訪韓したメンバー全員が集まり、「日本人集会」が開かれました。徳野会長が熊本地震の被災地訪問について報告した後、宋総会長は御聖婚記念式の内的意義について解説した上で、真のお母様の最近のみ言を紹介しながら、「絶対精誠を投入すれば、成せないことはない」「夢は夢として終わらせてはならない。必ず成し遂げるものです」と強調。VISION2020 の勝利に向かう私たちのあるべき姿勢を語りました。