天の奇跡と精誠と勝利で準備された埼玉2万名大会

日本では、「県別に1万人の食口基盤が集まれば訪問しよう」という真のお母様(韓鶴子総裁)の祝福の約束にしたがって、昨年からお母様をお迎えするために第4地区の岡山と第5地区の熊本、そして第1地区の青年大会などが準備されてきました。しかし、お母様は2018年にアフリカとヨーロッパ大陸の勝利的基台の上で、「これからは1万名大会ではなく、より大きな国家的な規模の大会を準備しなければならない」と語られました。

ところが、日本で2万名以上の会場は数年前から予約で埋まっており、今年の会場予約は難しい状況でした。それでも「今年必ず真のお母様をお迎えし、天運を受け、神日本家庭連合60周年を新しく出発したい」という徳野英治会長の強い願いと全国祝福家庭たちの願いが一致し、会場を探していくなかで、いくつかの候補地は挙がったものの、様々な事情で難しい状態でした。

ところが、今大会の40 日前に2 万人を収容できるさいたまスーパーアリーナの既存の予約が急にキャンセルになったのです。会場関係者から本部に連絡が来て、「40日の準備期間で2万名の会場を使用できるところは貴団体しかありませんが、スーパーアリーナを使用されますか?」と意向を尋ねてきました。

徳野会長は直ちに真のお母様に報告し、大会開催の承認を受けたあと、まず初めに5月31日夜から全国で同時に30日特別徹夜精誠を始めました。また、特別精誠期間中である6月4~5日には全国の牧会者と婦人代表700人が集まり、1泊2日の研修会を行い、大会の勝利が目的ではなく120日路程期間中の「430家庭神氏族メシヤ勝利」と「二世青年圏祝福勝利」、および「母の国の摂理勝利」などの目標を具体的に定め、これを「勝利した土台の上で真のお母様をお迎えしよう」と決意しました。

6月1日から30日まで全国5つの地区、68の教区、教会別に1回以上のリレー祈祷と徹夜精誠を捧げ、全食口が毎日30分以上の祈祷精誠を捧げました。特に、会場がある東埼玉教区と西埼玉教区などの第1地区の食口たちは、毎日会場の周辺を7回周りなから勝利のための精誠を捧げました。

徳野会長の「大会を勝利することが目的ではなく、目標を勝利して真の父母様をお迎えしよう」という言葉に基づき、6月中に天宙祝福式に参加予定の二世青年圏の人数が1000人を超え、交流を含めれば2000人を突破。430家庭神氏族メシヤ勝利家庭は53家庭が勝利し、6月の母の国の摂理目標も100%勝利しました。

全国の聖歌隊メンバーたちは「真の父母様の前で聖歌を歌うんだ」と決意して九州から北海道に至るまで1300人の聖歌隊メンバーが練習を繰り返しながら準備しました。そして、何よりもこの大会の特徴は、壮年たちが大きく活躍したことです。救国救援基盤の造成と教会の活性化のためには壮年が先頭に立たなければならないのですが、昨年から第1地区で壮年たちが壮年CIG伝道団を結成し、男性の青年伝道を始めました。これを通して、家庭での父親の位置が変わり、教会で壮年が中心に立つようになって二世たちが教会に帰ってきて、祝福に連結されるケースも多く見受けられるようになりました。今回の大会で「み旨の応援歌」を歌った3000人の壮年聖歌隊の歌は、神日本家庭連合が真の父母様を中心として新しい60年を出発する壮年たちの決意表明になりました。