新年度の本部職員集会で宋総会長が激励

ビジョンと希望を与える統一運動となろう!

 4月2日午前、東京・渋谷の松濤本部礼拝堂で、本部の全職員などが集まり、新年度出発集会が行われました。集会は矢野治佳総務局長の司会で進行し、全体で天一国の歌を斉唱した後、田中富広・日本統一教会副会長が代表報告祈祷を捧げました。

 宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長は「今は桜が満開の一番美しい季節であり、摂理的には私たちすべてが天一国3年を出発しました。真の父母様は『今年は青い羊の年』と言われました」と述べ、「清く正しくみ旨の前には絶対従順」であることの重要性を語りました。
 さらに、真の父母様が語られた「オリーブの木」に関するみ言に触れながら、「私たちが愛と生命と血統の根であられる真の父母様に出会えば、私たちは永遠の命の根を張ることが出来ます。1本の木として生きるのではなく、氏族と共に根を張ることで、どのような危機に瀕しても、抜かれることのない木になることができます」と神氏族メシヤの使命を強調しました。

 その上で、基元節2周年の際に開かれた「世界指導者総会」で、宋総会長が真の父母様と全世界の指導者の前で行った「日本の統一教会の危機と機会」の発表に言及。「これはVISION2020を勝利するために、私たちの状況を正しく認識し、どのようにそれを克服していくか、天の前に人類の前に、そして食口の前に希望とビジョンを与えることのできる日本統一教会・統一運動になるということを表すためにしたのです」と述べました。

 また、宋総会長は「非常事態宣言」に触れ、「これは天の父母様と真の父母様の前に私たちが責任を果たす決意を宣言したものです」と説きました。
 そして「実体的な天の願われる幸せな理想家庭を作り、健康な教会を作り、日本の国家に貢献する救国の統一教会・統一運動にならなければならないという強い信念を持って私たちが一つとなっていけば、できないことはないという確信を持って4月を出発しましょう」と呼び掛けました。

 続いて登壇した徳野英治・日本統一教会会長は、全国の教区・教会で積極的に行われてきた祝福式に触れながら、教育の重要性を指摘。「礼拝参加者が増え、食口が増えていることを実感できるような伝道と教育を進められるようにリードしていかなければなりません。」と強調しました。

 また、5月31日で真のお父様が聖和されて1000日となる「1000日侍墓生活同参路程」について説明。「真のお父様を愛し、慕って頑張っている真のお母様を支えることが真のお父様への何よりの恩返しです」と述べ、「真の父母様と一つとなって前進してまいりましょう」と呼び掛けました。

 その後、今年で3回目となる「真の父母様特別功労賞」の受賞式が行われ、受賞者に宋総会長と徳野会長から表彰状と記念品が手渡されました。