真の父母様の伝統を相続する祝福家庭となろう
天暦3月1日(陽暦4月19日)午前7時から、東京・渋谷の松濤本部礼拝堂において、「第56回 真の父母の日」敬礼式が行われました。
矢野治佳総務局長の司会で始まった敬礼式は、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長ご夫妻によるローソクの点火、敬拝、年頭標語・家庭盟誓の唱和の後、田中富広・日本統一教会副会長が代表報告祈祷を行いました。
引き続き、宋総会長が記念説教を行いました。
「今日は大きな喜びの1日ですね」と語り始めた宋総会長は、『原理講論』の「再臨主を中心とする実体的カナン復帰路程」の一部を訓読後、真の父母様に対する感謝の拍手を全体に促しました。
続けて宋総会長は、「真の父母」の意義を説明しながら、「すべての祝福家庭は、真の父母様の伝統をしっかりと相続する姿にならなければなりません」と強調。「主要な名節を守ることも伝統の一つです」と述べました。
さらに、真のお母様がたびたび語られている「オリーブの木」について触れ、祝福家庭はオリーブの木のように「永遠に揺らぐことも抜けることもない根をしっかりと張らなければなりません」と訴えました。
また、人間の成長期間と責任分担について言及し、「(これらが)真の子女様や祝福二世においても確実に存在するという明確な認識が必要だ」と指摘。また、神氏族メシヤや感謝する生活などについても語りました。
一方、「VISION2020とは何でしょうか」と参加者に問い掛けながら、「(これは)単なるスローガンではありません。天一国を実体化させる道を意味しています」と説明。「内的成長・成熟を通して、外的成熟を成して、外的成長を果たしていくのです」と述べました。
最後に、宋総会長は改めて「真の父母の日」を迎えた感謝の拍手を参加者に促しながら、「いつも幸せな生活をする皆さんであってください」と述べ、記念説教を結びました。
宋総会長の祝祷の後、全体で祈祷し、堀正一・南東京教区長の億万歳四唱で閉会となりました。
「真の父母の日」について
1960年陰暦3月1日、韓国・ソウルの青坡洞の本部教会(当時)で真のお父様は、真のお母様と約婚式を挙行されましたが、その翌年からこの日を「父母の日」と決められました。すなわち、第三アダムとして来られた「真の父」が、新婦としての「真の母」を復帰して、人類の真の父母となる基準が満たされたということであり、聖書の中で「子羊の婚姻」(ヨハネ黙示録19・7)が行われると預言された内容の成就でありました。なお、1994年の「父母の日」から「真の父母の日」と改められました。