10 月22 日、東京都新宿区で「UPF 日本事務総長離就任式」が挙行され、宋龍天UPF 日本リージョン会長を始めとするUPF 日本本部役員や統一運動の指導者など約70 人が参加しました。
最初に太田洪量・世界平和連合会長が代表報告祈祷。続いて、徳野英治UPF 日本会長が事務総長の離就任に至る経過報告をしました。その後、新旧の事務総長が離就任の挨拶を行いました。
菊谷清一・前事務総長は、UPF の前身団体であるIIFWP(世界平和超宗教超国家連合)を含め、15 年にわたる活動を振り返りながら、出席した関係者に謝辞を述べました。
また、梶栗正義・新事務総長は、国連が2000 年に設定したミレニアム開発目標(MDGs)の期限を迎え、それに続く開発目標として先月、国連総会で採択された持続可能な開発目標(SDGs)に触れ、「こうした国連の動きに合わせ、UPF の活動も持続可能なものとすべく尽力していきたい」と説明。その上で、「これまでのUPF の良き伝統を踏襲しながら、特に国連改革および家庭強化国民運動を活動の柱とし、日本国内はもとより世界平和に資する活動実績を積み上げていきたい」と、今後の取り組みについて力強く抱負を語りました。
続いて、宋龍天UPF 日本リージョン会長が祝辞を述べ、長きにわたって事務総長としてUPF・平和大使活動を力強く牽引してきた菊谷氏の功績に対し、敬意を表明。また、新たに事務総長に就任する梶栗氏に対しては、幕末に明治維新の実現のために尽力した多くの若き志士を松下村塾で育成した吉田松陰のように、「国家が抱える課題を克服し、世界をリードできる次世代のグローバル人材を育成し、平和大使運動を飛躍的に発展させてほしい」と述べ、大きな期待を寄せました。最後に、松田幸士・世界平和青年連合会長のリードで全体が万歳三唱し、閉会しました。