真の父母様の伝統に従う模範的な祝福家庭となろう！
2015年3月6日 韓国・清心青少年修練院
ここに集まった皆さんは統一家の指導者です。祝福家庭です。あるいは50年、40年、30年、20年以上の人が大部分だと思います。
私は皆さんに尋ねてみたいです。皆さんの一生を通じて、天の前に何を誇ろうと思いますか？
生涯を通じて難しい環境の中にあっても、「ありがとうございます。もっと発展します」と、このような心で生きた人は率直に言って、あまり多くはいないと思います。
私が数日前、指導者たちに、これから天一国3年は統一家の祝福家庭全体が一つの心、一つの意志で、真の父母様を中心として健康で丈夫な根を下ろさなければならないと言いました。
オリーブの木の例を挙げました。不毛でやせた砂漠のイスラエルの、肥えた土地ではないところに根を下ろすのに15年かかると言われます。砂漠の熱気の中でどのようにして生き残ることができるのでしょうか。また、聖書にも出てきますが、イナゴも恐ろしいのです。木という木がすべて死んでしまいます。そのような時、オリーブの木の葉は反応してイナゴの群れを追い払い、周辺の木々にも警告します。このような自然の理があまりにも崇高で美しいのです。
それで聖書に出てくるオリーブの木の話は、千年、2千年の間、語り継がれてきました。今では（樹齢が）2千年を越える木があります。これを見る時、私たちは学ばなければなりません。私たちが真の父母様を中心として、祝福家庭がどれくらい根を下ろしたのか？
今年は青い羊の年だと言われています。青色は清らかで明るく、透明で自然そのままです。
羊という動物は、神様が天地創造をされた中で、人間も含めて最も従順で100%ために生きるのが羊です。聖物として、また祭物として羊の血をたくさん捧げて来ました。清らかで従順で、自己がありません。主人がしようというとおりにし、感謝します。
刀を持って切っても声を出しません。牛や他の動物はそうではないのです。これを見て私たちは学ばなければなりません。自然の理を通じても、また父母様を通じても学び、完全な私、家庭にならなければなりません。ですから今日は私が全体的に一つのたとえを話します。
ペルーのマチュ・ピチュを見たことがあるでしょう。南米の宣教師なら見たことがあると思います。2千メートルを超える山頂に都市を築きました。さらに階段式に田畑を開墾しました。その跡がまだ残っています。私たちが高い山を登れば、中腹には雲がかかります。下には雲によって水が流れ、山頂では日光が熱いのです。自然環境に合わせて、インカ人はそんな所に国を建てました。皆さんは、水をどのように供 給したのだろうかと気になるでしょう。山頂の自然に適応する以外になかったはずです。それで水路を作り、貯水池があったはずです。水の供給によって田畑で糧食を得ることができたのです。
私たちが天一国3年を迎えて、2020に向かってどのように取り組んでいくことで勝利的成果を天の父母様の前に返すことができるか、たくさん苦心し、議論して学んだと思います。今までやってきた方式では発展がありえないという結論を下さざるを得ない事件が起きました。2020に対しても時間がないのです。
天一国という、天の父母様と真の父母様が万王の王として摂理をするためには、民がいなければなりません。民のいない王は存在しえないのです。私たち祝福家庭はその責任を果たさなければならないのに、私だけの祝福、私の家庭だけの祝福だけを考えて、未来を考えることが出来ませんでした。恥ずかしい事です。今や、これ以上延ばすことができません。
インカ人たちは高山地帯に国を建てて食糧を供給しました。下から2千メートル以上の地域には、人間の力では水を引き上げることができません。それで天にすがりつくしかありませんでした。それらをすべて利用し、上から平等に分けて生活したのです。
責任者は清い水にならなければいけません。上の水が清ければ、下の水も清いのです。
ですから指導者たちは新しく反省して、真の父母様の伝統に従って、先頭に立ち模範となって、世界の前に、真の父母様と同じ時代に祝福を受けた私、家庭、氏族となって責任を果たすならば、永遠に死なない真のオリーブの木のように、私たちの業績は真の父母様に侍り行く限り、永遠です！
それで今回、苦心した最後に私が話しても良いでしょう。実質的にこのような体制がつくられようとすれば中心が立たなければなりません。これから毎年、1年に2度行なわれる大きな行事は、世界本部で主管するようになります。ですから、世界会長に文善進を任命します。
本人はとても謙遜で恥ずかしがり屋です。羊のようです。近くに夫君がいなければならないから、朴仁渉を副会長として任命します。誰よりも真の家庭を代表し、父母様の伝統を惜しまずに皆さんに見せてあげて、皆さんと一緒に2020の勝利はもちろん、永遠な天一国の万王の王、70億人類の真の父母様の基盤を築くことに最善をつくすように願います。
皆さんも協助してください。
内的に人事異動をしました。世界会長を助ける者が必要です。本部長には金萬皓を任命しました。金萬皓を通じてすべての方針を示すようになります。不必要な人力と時間は除いて、すべての食口が、全体が一つになり、一つの巨大な矢じりとなって、世界70億人類の心を射止めることができるよう、一つの世界をつくるために最善を尽くしてほしいと願う想いで決心しました。