「第5回神統一世界安着のための希望前進大会」を開催

2月28日、真の父母様(文鮮明師・韓鶴子総裁ご夫妻)の聖誕と基元節8周年を記念して、第5回「神統一世界安着のための希望前進大会」が韓国・清心平和ワールドセンターで双方向オンライン形式で開催されました。

共生・共栄・共義の理念に基づき開催された同大会は、14の言語に通訳され、194ヵ国から時間空間を超えて平和を愛する指導者ら200万人以上が参加し、その他の人々も含めて300万人以上が時間を共にしました。

また、これまで4回にわたり行われてきた希望前進大会は、新型コロナの感染拡大の中、世界中に神の希望を伝える大会となり、国営放送を含む300以上のメディアで中継され、合計11億人以上の人々が希望前進大会に参加したと発表されました。

司会の尹煐鎬・世界本部本部長は開会宣言で、「創設者の真の父母様が、人間の根本的な父母であられる神様を天の父母として侍るとき、恒久的な平和である神統一世界の実現が可能であると唱えられ、その神統一世界が安着するとき、利己主義に基づく分裂と葛藤は終息し、恒久的な平和世界が実現することを強調してこられました。真のお母様が去る4回の希望前進大会を通して、世界の人々へこの平和ビジョンを伝えられました。そして今回5回目の『神統一世界安着のための希望前進大会』は、天の父母様聖会を中心に国家や宗教、人種を超えて『天の父母様の兄弟姉妹である』というアイデンティティーを中心に、互いに知恵と力を合わせ、コロナウイルスにより派生した難問題を克服し、共生・共栄・共義が実現する『天の父母様の下の一家族』を成した、神統一世界を築くことを目的としています」と説明しました。

 

始めに、平和祝願式で7大宗教団体による超宗教合水式と告天文の朗読がありました。

 

全体で「天一国の歌」を斉唱したあと、シティ・オブ・レフュージ教会のノエル・ジョーンズ牧師が平和を祈願するメッセージを語りました。

 

この日、真のお母様の特別演説の前後に、大韓民国の丁世均(チョン・セギュン)・国務総理の祝電の代読と、ナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領の特別メッセージの代読、8人の国家指導者の基調演説がありました。

 

父親が韓国戦争(朝鮮戦争)に参戦した米国のマイク・ペンス前副大統領は、「私たちの果たすべき使命は、ただ(新型コロナ)パンデミック以前の世界を取り戻すということではなく、全ての国民のためにより明るい未来を築き上げることです」と語り、平和の実現のために生涯を捧げてこられた、今大会の主催者・韓鶴子総裁に感謝の意を表しました。また「平和の実現に向けて最善を尽くし、自由の価値と信仰を守ってください。そして世界的に韓半島の平和のために注力してこられた努力は決して無駄ではなかったことを確信してください」と強調しました。

 

2020年12月にノーベル平和賞を受賞したデイビッド・ビーズリー国連世界食糧計画(WFP)事務総長も、本人と父親が韓国戦争の参戦兵士であり、基調演説で「韓国が一世代のうちに、支援を受ける国から支援をする国になったことは驚くべき事だ」と称賛。韓半島の平和と統一を祈願しました。

 

 

その他、オックスフォード大学のサラ・ギルバード主席研究員、南アフリカ共和国のフレデリック・ウィレム・デクラーク元大統領、インドのモハンマド・ハーミド・アンサーリー前副大統領、ガイアナのマーク・フィリップス首相、カーボベルデのジョルジェ・カルロス・フォンセカ大統領、東ティモールのシャナナ・グスマン初代大統領がそれぞれ基調演説を行い、真のお母様の献身的な平和活動に感謝と敬意を表明。新型コロナの感染拡大下の活動内容などを語りながら、よりよい未来のために共に歩み進むことを願いました。

 

盛大な拍手を受けて登壇された真のお母様は、み言の序盤、「独り娘」を誕生させ守り導いてこられた天の摂理について語られながら、「天の父母様の夢、人類の願いは、78億の人類が天の父母様を知って侍ることです」と強調。そして、「これ以上天の摂理の進展を遅らせることはできないのです。きょうこの瞬間、皆さんは新しい覚悟と決断が必要です。……この韓民族がひとつとなり、アジア太平洋文明圏を通じた神文明圏の強い潮流に乗って、五大洋六大州に真の父母の誕生と、天の父母様が私たち人類の父母であられることを知らせるラッパの音が高々と鳴り響く中で、世界78億人類が天の父母様の前にひざまずき感謝と頌栄を捧げるその日に向かって、私たち全員がこの瞬間から総進軍するようにお願いします」と切実に語られました。

 

真の父母様のご聖誕を祝い、世界的な声楽家のポール・ポッツ氏や韓国少女民族舞踊団リトルエンジェルスによる祝歌、ケーキカット、各国の指導者らからの花と贈り物の贈呈へと続きました。

 

参加者たちは、大会を通して互いに知恵と力を合わせ、天の父母様のもとの神統一世界をなすことができるよう大きな歩みを進める一日となりました。