韓国・清平で「生涯業績展示会」開催

真の父母様の日本における足跡に焦点

 真のお父様の聖和3周年記念行事の一環として、「天地人真の父母様 生涯業績展示会」が8月27日から31日の5日間、韓国・清平の清心平和ワールドセンターと天正宮博物館で開催されました。「日本の摂理と真の父母様の足跡」をテーマに行われた今回の展示会は、日本教会の全面的な支援・協力の下で実現しました。

 ワールドセンター2階のロビーと通路を会場として行われた展示会は、日本における真の父母様の摂理的業績に焦点を当て、お父様の日本留学時代からお母様を中心とした現在の摂理までを年代別に9 つのセクションに分け、約800点の写真とビデオ映像で紹介。「誰よりも日本を愛された」真の父母様の歩みを振り返りました。

 27日午後、真のお母様をお迎えしてワールドセンター1階の玄関ホールで行われたオープニングセレモニーでは、敬礼の後、真のお母様が祝祷。「“怨讐の国”日本を摂理の中心に立て、血と汗と涙の歴史路程の中で、日本教会を今日まで導いてこられました。……あなたが見せて下さった為に生きる真の愛を実践する日本国民となり、摂理歴史の本流において、天が願われる平和なる一つの世界、統一世界を成すことのできる祝福家庭を誕生させるまで、どれほどご苦労されたでしょうか」と語りかけ、日本のために精誠を尽くされた真のお父様の歩みを振り返られました。

 続いて、司会の徳野英治会長の合図でテープカット。同時にピンクの花吹雪が舞い、祝賀ムードを盛り上げました。
 その後、真のお母様は2階の展示会場に移動され、会場全体を約30分かけて見学されました。特に、83年にお母様が来日され、教会本部で涙ながらにスピーチされた映像を流しているセクションでは、お母様用に準備されたイスに腰掛け、時間をかけてご覧になりました。

 天正宮博物館の展示会では、真のお父様の日本留学時代に関する資料をはじめ、お父様の日本訪問やお母様の日本全国巡回講演の関連資料など、日本における主要な摂理にまつわる120点余りの品々が展示されました。

 中には、1965年に真のお父様が初めて日本巡回をされた当時に着用された衣服や、世界聖地決定の際に使用された聖塩、日本の聖地の土、お父様が久保木修己初代会長など日本の教会幹部に宛てられた書簡など、歴史的な品々が多数ありました。

 そのほか、日本8大聖地選定の際に下賜された揮毫や、真のお母様が実際に使われた日本語講演文などの所蔵品も展示。また、1994年11月に日本女性指導者16万名の教育を終えられたお父様が、韓国・九里の中央修練院の黒板に書かれた「十六萬完成萬歳」の揮毫とサインの実物も展示され、観覧者の目を引いていました。