「世界平和統一家庭連合創立56周年記念式典」開催

“選民”としての自負心を持ち、天一国の理想実現を

 9月24日、「世界平和統一家庭連合創立56周年記念式典」が、東京・渋谷の松濤本部礼拝堂で開催され、先輩家庭や牧会者、本部関係者など会場いっぱいに参加者が集まりました。今年8月末に「世界基督教統一神霊協会」から「世界平和統一家庭連合(家庭連合)」に名称変更後、最初の創立記念式典となりました。

 第一部のオープニングでは、光の子園太陽組の園児たちが元気いっぱいに太鼓やダンス、合唱を披露。続いて、韓国人婦人らによる「セチョンジ(新天地)合唱団」の麗しい歌声が、会場を魅了しました。

 表彰式では、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長と徳野英治・家庭連合会長が、長期牧会者(公職40年、30年、21年、12年)、長期婦人代表、伝道優秀者、功労者、拉致監禁生還者ら137人の対象者のうち、出席した92人に功労牌や表彰状、記念品を授与し、グループごとに記念撮影が行われました。

 第二部では、はじめに天一国の歌を斉唱し、田中富広・家庭連合副会長が代表報告祈祷。その後、映像を通じて真のお父様の聖和3周年記念行事における真のお母様の祈祷とメッセージが紹介されました。参加者は、お母様が「天地人真の父母様 生涯業績展示会」をご覧になる様子などを熱心に見入っていました。

 平和大使の来賓紹介に続いて、徳野会長が主催者挨拶で、「真のお母様に『日本のことは心配しないでください』という決意をささげましょう」と語った上で、①家庭連合時代にふさわしい理想家庭づくりを目指そう ②神氏族メシヤの使命を完遂しよう ③2020 年までに国家的世界的基盤を造ろう――という3点を訴えました。

 祝歌に続いて、満面の笑顔で壇上に立った宋総会長は、「今日は、家庭連合時代を出発する歴史的な一日」とした上で、教会草創期から苦労してきた久保木哲子夫人をはじめとする元老食口を慰労。

 また、宋総会長は「台風が海水を浄化してくれるように、祝福の台風を巻き起こし、日本中をきれいにしましょう。躍動する日本を築き、イエス様が『まず神の国と神の義とを求めなさい』と語られたように、天一国の理想実現を果たしていくのです。そのために食口のみなさんはアメリカの清教徒のように、ユダヤ民族のように天から選ばれた民としての自負心を持ってください」と強調。その上で、「①感謝の心 ②許す心 ③愛し合う心 ④一つになる心――を抱きながら、神霊と真理が溢れる教会をつくり、教会を離れていった貴い食口たちの傷までも癒してあげましょう」と愛と希望のメッセージを述べました。

 最後は責任者全員が登壇し、8月30日に韓国で行われた真のお父様の聖和3周年記念式でも歌った「み旨の応援歌」を会場全体で声高らかに歌った後、李成萬本部長のリードで億万歳四唱を行い、閉会しました。