企画本部補佐官室 首席補佐官 権 相基
明けましておめでとうございます。
今年は丙申年、赤い猿の年です。赤い色は、知恵を象徴する色です。また猿は、親子間の愛が深い動物とされています。
古代中国の晋の時代、隣国を征伐するために船で移動していた兵士が子猿を1 匹捕まえました。すると、子猿の親猿がその船を百里あまりも追いかけて来ました。しかし、淋しそうに泣きながら、疲れて死んでしまいました。
兵士たちが、死んだ親猿の腹を切り開いてみると、腸の節々が切れていました。それ以降、「とても悲しくて辛いこと」を「断腸」と表現するようになったと言われています。
昨年、日本の統一家の21 年間の願いであった、家庭連合時代の出発を果たすことができました。
家庭連合時代は、宗教圏を超える時代です。1994 年、真の父母様の勝利圏の上に宣布された、家庭連合時代でありましたが、サタンが今まで、家庭連合時代への移行をずっと妨害してきました。
そのため、去る21 年間の日本統一運動は、凄まじい迫害を受けて来ました。しかし、日本の食口の皆様の絶対精誠と真のお母様の侍墓精誠の礎の上に、やっと私たちは、サタンの主管することのできない家庭連合時代への出発を果たすことができたのです。
過ぎし3 年の間、真のお母様は、真のお父様の聖和という断腸の思いを越えられて全世界の統一号を率いて来られました。母という立場は、子供のために傷心していることもできません。自身の体がいくら痛くても子供の食事を準備し、面倒を見てあげなければならないからです。
家庭連合時代、母の精神で家庭を健康にし、社会を明るくしていきましょう。まずは、私自身と私たちの家庭を幸せな家庭にすることで、私たちの周辺にその幸せを伝播していくことができるようになりましょう。
赤い猿の年、皆様方が知恵深く、幸せな家庭を成されることを祈願しています。