家庭連合文化の確立を目指して

全国の家庭・伝道教育部長が研修

4月4日~6日、桜が満開に咲き誇る千葉・浦安の一心特別教育院で「2017年度 全国家庭教育部長会議・伝道教育部長研修会」が開かれ、全国の地区・教区から家庭教育部長と伝道教育部長が128人(一部兼任)参加しました。

「VISION2020に向けた家庭連合文化の確立」をスローガンに掲げて行われた今回の研修会は、本部の組織改編により、田中富広副会長を中心に伝道教育、家庭教育、青年学生の各局が協力と調整を行う「伝道戦略委員会」が設置されて初めての合同研修となりました。

1日目は、家庭教育部長72人が参加。開講式では、阿部美樹家庭教育局長が「家庭教育」「二世圏祝福」の推進について昨年度の総括と2017年度の方針を発表。また、今年9月の「聖和節」に開催される祝福式に向けた取り組みについて説明しました。

2日目は、伝道教育部長が合流して計128人の合同研修となり、阿部家庭教育局長と矢野治佳伝道教育局長の講話に続いて、宋龍天総会長からメッセージ。「私たちは、今摂理の春を迎えています」との真のお母様のみ言を紹介した上で、日本家庭連合の2017年は「信頼と尊敬を受ける宗教」として「長子権復帰」を目指していくと強調。そのためには「新しい思考方式」を持つことの大切さを訴えました。

このメッセージはインターネット配信され、全国の牧会者や婦人代表、伝道教育・家庭教育・青年学生教育にかかわるスタッフが学びの時間を持ちました。全員が、もう一度自分自身を振り返り、新しい覚悟をもって「聖和節」に向かって出発する尊い時間となりました。

研修会2日目の午後から3日目にかけては、伝道教育部長81人が参加し、「地域化と教育システム」に焦点をあてた研修が行われました。「地域化戦略と神氏族メシヤ活動」の講義に続いて、「実質的教会成長」「食口の成長」などをテーマにディスカッションの時間を持ち、積極的な意見交換が行われました。夕食後は、田中富広副会長が講話を行い、「孝情」についての深いメッセージを贈りました。

3日目は、実質的教会成長とコンテンツ制作に関する説明の後、現場からの活動報告に続いて、「今の時代に必要な教育システム」についてディスカッションを行いました。2日間のディスカッションを通じて、参加者は多くの気づきを得ると共に、課題や改善点などが明確になりました。

閉会式には徳野英治会長が駆け付け、伝道と神氏族メシヤに向かう私たちの姿勢について、自らの証しを交えながら熱弁。最後は「私自身から伝道を勝利する!」と全体で唱和させ、参加者を鼓舞しました。

参加者たちは、充実した今回の研修会を通して、VISION2020に向けて神氏族メシヤの勝利と救国救世基盤の造成を果たす決意を新たにしていました。