「天地解怨秋夕節記念晩餐会」に日本から100 人が参加

“来年の基元節まで一生懸命駆けていきましょう!”

韓国の最大名節「秋夕節」である天暦8月15日(陽暦10月4日)夕、韓国・清平の天正宮博物館で「天一国5年天地解怨秋夕節記念晩餐会」が開催され、日本から約100人の指導者らが参加しました。また、この日の午前には天宙清平修錬苑で「教区長研修会」が行われました。

 

教区長研修会

「教区長研修会」では、本部の各局からの報告、徳野英治会長の講話、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長の講話、天宙聖和5周年までの120日路程において優秀な実績を上げた教区への表彰式が行われました。

宋総会長は講話の中で、日本の家庭連合が重点的に推進する4つのテーマとして、①実質成長の追求②疎通と共有による集合知の力の活用③二世圏指導者の養成④実質的成長というパラダイムを完成するためのシステム構築――を挙げ、実質的成長を成す心情姿勢として「孝情」を強調しました。

また、宋総会長は「孝情」について「天の父母様に対する真の父母様の絶対孝誠の心」と説明。「父母様の孝情の伝統を継承し、天の父母様と真の父母様が何の心配も必要ない兄弟姉妹間の愛を教会に根を下ろさなければなりません」と強調しました。

講話後は、孝情の心情をもって参加者全員で「み旨の応援歌」を力強く歌いました。

天地解怨秋夕節記念晩餐会

教区長研修会の終了後、日本からの参加者一行は本郷苑を参拝した後、天正宮博物館の2階宴会室に移動し、「天地解怨秋夕節記念晩餐会」に備えました。

日韓米の指導者ら約300人が参席した晩餐会は午後5時、満場の拍手の中、真のお母様が入場されて開幕。柳慶錫・韓国家庭連合会長が司会進行を行いました。

鄭元周総裁秘書室長が天地鮮鶴苑起工式と祝勝会のみ言を訓読したのに続き、宋龍天総会長が「勝利提議(乾杯の音頭)」を行い、「秋夕節は、今年最初に収穫された新米と新しい果物を供えて純潔な心と感謝の礼を尽くす日であるように、私たちの生涯で初めて真の父母様に対して抱いた純潔と純情と孝情の心に再び返って、天の父母様の夢、真の父母様の夢、全人類の願いである人類一家族を成すVISION2020を必ずや完遂することを決意しましょう」としながら、「勝利!」と唱え、晩餐の時間となりました。

晩餐の食事が一段落すると、真のお母様がマイクを持たれ、「皆さん、美味しく食べましたか。力が出ますよね。その勢いで来年の基元節まで一生懸命駆けていきましょう」と参加者を激励されました。

その後の文化公演では、韓日米の代表チームがステージ上で華麗なパフォーマンスを繰り広げました。8チームによる文化競演となり、銅賞は韓国CARPの天一国宣教師、銀賞は韓国教会、金賞は天正宮博物館本部がそれぞれ獲得し、最優秀の「真の父母様賞」には日本のダンスチームが輝きました。

お母様を中心に秋夕の月見

晩餐会を終えると、全参加者は清心平和ワールドセンターの駐車場に移動し、真のお母様と共に秋夕の月見を行いました。

この日の天気予報は曇りで、月見の行事が始まる直前まで、月に薄く雲がかかっていたものの、真のお母様が駐車場の特設会場に到着されるやいなや、月の周りから雲が消え、真のお母様が会場を離れるまでの1時間以上にわたり、見事な満月が臨んでいました。

月見の間、日本の宋総会長、徳野会長、韓国の指導者、そして真の家庭の文信出様、信汝様が歌を歌って盛り上げました。

最後に、金起勲・北米大陸会長が億万歳を唱え、全体でお母様に敬拝を捧げました。お母様が車で退場されると、それまで煌煌と光を照らしていた満月に雲がかかり、この日のすべての行事は終了しました。