「アジアから世界平和を」

世界指導者前進大会で語られた韓鶴子総裁のメッセージ

この記事は、『VISION 2020』第22号(2014年1月15日号)に掲載されたものです。

 現在の東北アジアの情勢を憂慮された韓鶴子総裁の意向に従い、「韓半島統一と東北アジア平和のための天一国元年 世界指導者前進大会」が、2013年12月15日、韓国・清心平和ワールドセンターで開催されました。以下、大会で語られた韓鶴子総裁のメッセージの一部です。

 「私たちの周辺で起こっている事象は私たちに悪寒を感じさせます。人類歴史では何故このように困難な現象が展開するのでしょうか? 国に責任を持つ為政者は、自分の利益を考えるより、どのようにすればより国のために生き、民を愛することができるかということを考えてもらいたいと思います。聖書イザヤ書の聖句のように、剣と槍を打ちかえて鋤と鎌を作ってこそ、平和世界が成されるのです。

 私たちは東北アジア情勢を案じています。中国の黄砂、微小粒子状物質によって、健康が脅かされています。すべての生命体も脅威を感じています。軍事費用として天文学的なお金を浪費していますが、その内の3分の1の費用だけでも投入し、全体面積の30%が砂漠化している中国の地に木を植え、国民のための沃土化運動をすれば、どのようになるでしょうか? 中国の民がまず生きる道を見出せるでしょうし、国が豊かになるでしょう。(中略)

 天の摂理は待ってくれません。統一教会の祝福家庭と平和大使、指導者の皆様が、真の家庭運動、純潔運動の先頭に立つことにより、亡国に向かってひた走る全世界の青少年問題、家庭破綻、各種犯罪を解決するための実質的運動を展開しなければなりません。皆様がアジアにおいて愛天・愛人・愛国の心情で一つになるならば、世界平和は正にこのアジアから世界に伝播されていくことでしょう!」