20 年の思いが1 対1伝道&タブレットで祝福式に実る
南愛知教区金山家庭教会
現在69 歳のW さんは、昨年11 月29 日の祝福式にご主人と参加することができました。
Wさんと最初に出会ったのは20 年くらい前です。彼女が実践倫理の伝道で我が家を訪問した時、私は出会いに感じる何かがあって、すぐ家の中に入ってもらい話をしたのを覚えています。交流する中で、真のお母様の大会に2回参加して下さいましたが、み言を伝えきれずにいました。
その後、W さんは信仰を世界救世教に変えました。そこで病気を治してもらったという強い確信を持っていたからです。
私がCIG 復興団に入ってから、教育センターへ2、3度来てくださいましたが、「足が痛いから」と来なくなってしまいました。私がDVD を持参して家庭訪問したものの、5 回目くらいで断られてしまいました。
それから、1対1伝道の証しを聞き、W さんのために『原理講論』を買い揃え、1対1伝道にとりかかりました。W さんには「私も勉強したいから、一緒に聞いて」とお願いしました。
もともと気が良く素直な方なので、また聞いて下さることになりました。
W さんの家では、飼い犬が吠えてうるさいので、いつもショッピングモールのオープンスペースでやるようになりました。
先ずお祈りから始め、何度も何度も繰り返しながら説明しました。
例題もできるだけW さんの生活環境に合わせて解りやすく説明し、W さんの意見も受け入れながら進めていきました。
W さんも喜んで学び、週1 回のペースで確実に聞いて下さるようになりました。み言を聞くなかで、神の存在についての理解が深まり、メシヤの存在、祝福の意義と価値等にも、だんだんと理解が進んでいきました。
さらに今までは、『原理講論』や『原理講論』要約訓読チャート等の資料がとても重たかったのですが、ちょうどひと通り終わった頃に、本部からタブレット端末を頂きました。これは軽くて便利で、本ではわかりにくい内容も映像を通して学んだり、途中で止めて話すこともでき、何よりも場所を選ばず、何処でも視聴することができて本当に有難く思いました。また講義も短く区切られているので、本当に見せやすいのです。
こうして、昨年11 月に行う祝福式の参加に向かうようになりました。
祝福式前にはタブレット端末で白井民夫講師の祝福講義を勉強してから参加していただきました。
現在、ご主人は透析中で、まだまだ乗り越えなければならない壁もありましたが、何よりもWさんが、ご主人と共に祝福を受けるのをとても喜んで望んでおられる気持ちが強く伝わってきましたし、以前は「宗教は嫌いだ」と言っていたご主人に祝福式後の感想を聞いてみると、「来てよかった」と嬉しそうに答えてくださいました。
これにはW さんもびっくりしていました。まさしく霊界が喜んでいるようでした。
20 年前に導ききれずにいた心の負債をなんとしても返したいという思いで、「この人にみ言を伝えないと申し訳ない」と、諦めないでコツコツと努力した結果、W さんの努力を天がとって導いてくださったのでしょう。何よりみ言の偉大な力を実感しています。
天の導きと、多くの方々の協力と支えのお陰で、W さん夫妻が祝福の恵みに参席することができましたことを、心より感謝申し上げます。