父母の心情で“最後の一人まで”祝福に導こう

二世圏祝福推進のための全国責任者ネット会議

天宙聖和5周年に向けた「120日特別路程」の80日目にあたる7月28日、「二世圏祝福推進のための全国責任者インターネット会議」が東京・渋谷の松濤本部を中心に全国各地の教会を結んで行われ、全国の牧会者、婦人代表のほか、家庭教育部長などの二世圏祝福の担当者が参加し、心を一つにして最後の40日路程を出発しました。

会議では、まず徳野英治会長が挨拶し、「韓国・清平で行われる天宙聖和5周年の記念行事の中で、真のお母様が最も刺激を受け、未来への希望を感じられるのが、9月7日に行われる『天地人真の父母天宙祝福式』です。二世圏祝福の候補者3000人の目標達成を最後まで目指しながら、一人でも多くの二世圏の候補者が韓国の本式典に参加できるよう全力を尽くしてください」と呼び掛けました。

続いて、田中富広副会長は「『今から交流を始めても9月の祝福式には間に合わない』と思う向きもあるかもしれませんが、2020年の二世圏祝福2万名を見据え、既に来年の目標に向けた私たちの戦いはスタートしています。子供たちは時が大事です。彼らの心が動いているチャンスを見逃さず、交流決定を含めて進めてください」と述べました。

次に、家庭教育局の阿部美樹局長と桜井正上副局長が「二世圏祝福の取り組みと展望」と題して、①二世圏祝福推進の概要②マッチングに対する取り組み③年上層に対する取り組み④約婚者に対する取り組み――について報告を行いました。

その中で、現場からも具体的な取り組みが紹介されました。大分教区の河原馨教区長は、二世圏祝福推進のための組織体制の整備をはじめ、「家庭青年」の教育、二世圏・青年祝福推進会議の開催などの取り組みを報告。

また、南東京教区希苑家庭教会の軽部将史教会長は、教会から足が遠のいている25歳以上の祝福二世の男性を対象に、祝福参加から教会定着にまで導く取り組みについて説明しました。

最後に、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長が「強く雄々しくあろう!」と題してメッセージを語り、「今回の120日特別路程で最も重要な目標は、まさに青年・二世圏3000名の祝福勝利です。残された40日間は、走っている馬に鞭を加えるように精誠を尽くしていかなければなりません」と強調。その上で、①約婚者1500人の教育の徹底②交流中の700人への投入③出会い・交流の場の設置④祝福式後のプログラムの準備――などの必要性を指摘しながら、「最後の一人まで」祝福に導くことができるよう精誠を投入してほしいと訴えました。

会議は、徳野会長が最後に祝祷を行い、参加者全体が決意を新たにしながら終了しました。